タイの子供たちは平均して1日2時間程度をゲームに費やすが、その80%は戦闘的なゲームを好み、こうしたものへの中毒は彼らの人格に影響を与える。彼らは適切な指導なくしては虚構と現実の区別がつかない。調査によるとタイの子供たちがゲームをするのはストレス解消のためなので、大人はスポーツや音楽のような建設的なストレス解消法を提案する必要がある……とするのがThe Nationの主張。
タイでは8月に『GTA』(Grand Theft Auto)を模倣したとされる強盗殺人事件が発生。犯人の少年はナイフでタクシー運転手を刺殺、『GTA』に影響されたと自供しています。現地では『GTA4』の販売が停止され、政府が『GTA』『バイオハザード4』『キラー7』など10本の「危険ゲーム」を指定。事件は大きな社会的影響を及ぼしていますが、The Nationの主張するビデオゲーム有害論は慎重に議論される必要がありそうです。
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
ポケモンセンター初売りレポート'07
-
カプコン川田Pと松江氏が明かす『バイオハザード アンブレラコア』のしくじり―反省から学ぶゲーム開発
-
【CEDEC 2014】ねぶたのリズムで殴り合う『アオモリズム』を生んだゲームアイデア発想法
-
プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く
-
令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】
-
ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)
-
『シェンムー』聖地巡礼ガイドマップを制作した横須賀市にインタビュー! 担当者ふたりの情熱がファン垂涎のアイテムを作り上げた【特集】