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MajescoがQ1業績を発表―売上の大部分はDSとWiiから

米国の中堅パブリッシャー、Majesco Entertainmentは、2008年第1四半期(1-3月)の業績を発表しました。それによれば売上高は1870万ドル(前年同期比+29パーセント)、純利益は270万ドルとなりました。特にタイトーからライセンスを取得して販売している『クッキングママ』シリーズが好調でした。

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米国の中堅パブリッシャー、Majesco Entertainmentは、2008年第1四半期(1-3月)の業績を発表しました。それによれば売上高は1870万ドル(前年同期比+29パーセント)、純利益は270万ドルとなりました。特にタイトーからライセンスを取得して販売している『クッキングママ』シリーズが好調でした。

「ビジネスプランは順調に推移していて、今年の残りの期もオペレーションの改善が利益に貢献すると考えています。新しいスタジオの最初のタイトルが今年中に発売されると共に、ラインナップの拡充とデジタル流通のタイトルの充実に取り組んでいます」とCEOのJesse Sutton氏はコメントしています。

2008年度では5300〜5800万ドルの売上を見込んでいて、Majescoではそのうち59パーセントはDSタイトルから、40パーセントはWiiタイトルによるものになるだろうと予測しています(残り1パーセントはWii以外の家庭用ゲーム機)。またQ1のうち99パーセントは米国での売上だったということです。

今年のラインナップとしてはWiiのクッキングママ新作『クッキングママ ワールド・キッチン』、PCの人気ゲームを移植したDS『ベビーシッティング・マニア』、アバターを使って遊べるボードゲームWii『ワンダフル・アミューズメント・パーク』、自作機能がウリでWiiConnect24での交換も出来るシューティングゲームであるWii『ブラストワークス ビルド・トレード&デストロイ』などが予定されているということです。
《土本学》
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