人生にゲームをプラスするメディア

「継続企業の前提に関する重要な疑義」―TVパニックやwanpaku運営のNESTAGE

「TVパニック」や「wanpaku」などのゲーム専門店を運営するNESTAGEは平成19年9月期の業績を発表しました。それによれば売上高385億8500万円、営業損失2億9300万円、経常損失3億1800万円、純損失15億8900万円となりました。これにより期末の純資産が大幅に減少し1億1584万9000円となり「継続企業の前提に関する重要な疑義」が付記されました。

ゲームビジネス その他
「TVパニック」や「wanpaku」などのゲーム専門店を運営するNESTAGEは平成19年9月期の業績を発表しました。それによれば売上高385億8500万円、営業損失2億9300万円、経常損失3億1800万円、純損失15億8900万円となりました。これにより期末の純資産が大幅に減少し1億1584万9000円となり「継続企業の前提に関する重要な疑義」が付記されました。

「継続企業の前提」とはゴーイング・コンサーンとも呼ばれ、企業が少なくとも決算日から1年以上事業活動が継続するかについて重要な問題があると判断される場合、当該情報を記載することが義務づけられています。

NESTAGEでは新たな経営陣を選び体制を刷新すると共に、不採算事業であるロボット事業(ロボット専門誌の発行)及びポータル事業(Glepの運営)から撤退する事を決定していて、これまで営業利益を圧迫していた要因が解消されるとしています。

財務内容に関しても、筆頭株主であるジェイオーグループホールディングスから11月30日現在で11億円の融資が実行されていると共に、金融機関からの融資が継続されていて、当面の資金繰りについては問題がないということです。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【TGS 2012】IGDA日本がCEDECに引き続き、TGSでもスカラーシップを開催

    【TGS 2012】IGDA日本がCEDECに引き続き、TGSでもスカラーシップを開催

  2. 『バンジョーとカズーイの大冒険〜グランティの復讐』が携帯向けに国内初上陸

    『バンジョーとカズーイの大冒険〜グランティの復讐』が携帯向けに国内初上陸

  3. USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する

    USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する

  4. 任天堂、ロゴを変更?

  5. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  6. 桜井政博氏が「ムシキング」の携帯電子ゲームをデザイン

  7. 『ミニファミコン 週刊少年ジャンプバージョン』発売2日間で11.1万台販売

  8. プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く

  9. 久多良木健氏、サイバーアイ・エンタテインメントを設立して活動再開

  10. 閉店になった洋ゲー専門店「ゲームハリウッド」、海外ゲームソフトは「未来百貨」で販売継続

アクセスランキングをもっと見る