Discordは、2026年3月上旬からグローバル展開を予定していた「年齢確認の導入」ついて、同社のCTOスタニスラフ・ヴィシュネフスキー氏による声明を発表しました。
90%以上のユーザーは「何も変わらない」と説明
本施策は、ユーザーが成人だと確認できない場合、年齢制限のある機能やコンテンツへのアクセスが制限されるというもの。
2月9日には、2026年3月上旬から段階的にグローバル展開していくと発表されていました。
このたび、ヴィシュネフスキー氏はユーザーから本施策に対し強い懸念や反発があったことを認めたうえで、「90%以上のユーザーは何も変わらない」と説明。
年齢制限のあるコンテンツにアクセスしない限り確認を求められることはなく、アカウントの利用期間や支払い情報の有無などをもとに判断を行う、内部システムで年齢を推定するとしました。
一部ユーザーに関しては年齢確認があるものの、年齢のみ(他のユーザーには表示されない)で身元情報は取得しないとのこと。確認を拒否した場合でも、年齢制限コンテンツへのアクセスや一部設定の変更を除き、DMやボイスチャットなどは引き続き利用可能となります。

なお、今回のユーザーコミュニティからの懸念を受け、Discordでは以下のような変更を行うとのことです。
グローバル展開を2026年後半まで延期
年齢確認方法の追加(クレジットカードによる認証など)
検証を行うベンダーおよび手法の公開(透明性向上)
ネタバレや政治関連の話題などを用途とした専用チャンネル機能の構築
自動年齢判定システムの仕組みを説明する技術ブログの公開(グローバル展開前)
透明性レポートへの年齢確認データの掲載
Discordでは、2025年10月にサードパーティーのカスタマーサービスが不正アクセス攻撃を受け、一部ユーザー情報が漏えいする事故が発生していました。
ヴィシュネフスキー氏によると、当該業者は本件に関わっておらず、契約も終了しているそうです。今後の対応で、ユーザーが持つ安全性への懸念は解消できるのか注目が集まります。
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