
iPhoneの容量が気になって、動画撮影をためらってしまう瞬間は意外と多いです。特に4KやProResといった高画質撮影を考え始めると、「保存先どうする?」問題が一気に現実味を帯びてきます。そんなタイミングで見つけたのが、ORICOの『マグネット式M.2 NVMe外付けSSDケース』。タイムセールで約3,000円台まで下がっています。
「外付けSSDをぶら下げるの、正直ダサくない?」という本音

スマホに外付けSSDをつなぐ発想自体は前からありましたが、ケーブルが邪魔だったり、机の上でゴロゴロ転がったりと、使い勝手に不満が残ることも多かったです。撮影中に接触が気になったり、録画中断のリスクを考えると、結局「内蔵容量で我慢するか」となりがちでした。
その点、マグネット固定タイプは発想としてかなり割り切っています。装着したまま使えるなら、外付けでも実用になるかもしれない、という期待が生まれます。
マグネット固定×10Gbps。ケース単体でも意外と多機能

ORICOのこのモデルは、M.2 NVMe SSD(2230/2242)を収納する外付けケースです。SSD自体は別売ですが、ケースとしての作りはかなり尖っています。17個の内蔵マグネットでiPhone背面に固定でき、USB-C 3.2 Gen2(10Gbps)接続に対応。理論値で最大約1000MB/秒の転送速度とされています。
さらに特徴的なのが、PD 100W給電ポートを備えている点です。データ転送をしながら、スマホやノートPCへ給電できる設計で、長時間の撮影や作業を想定した作りになっています。公式情報では、iPhone 15/16/17 Pro・Pro Maxシリーズでの4K ProRes外部録画に対応していると明記されています。
ポイントを整理すると、次のような構成です。
マグネット式でiPhone背面に固定可能
USB-C 3.2 Gen2(10Gbps)対応のSSDケース
iPhoneの4K ProRes外部録画に対応(対応機種条件あり)
PD 100W給電ポート搭載で同時充電が可能
一方で注意点もあります。本製品はあくまでSSDケースのため、SSDは別途用意する必要があります。また、消費電力が高いSSDを使う場合、スマホ単体給電では不安定になる可能性があり、PDポートからの給電が推奨されています。このあたりは導入前に確認しておきたいポイントです。
「SSDケースに3,000円」は試しやすいライン

SSD込みで考えると予算はもう少し上がりますが、このケース自体が約3,000円台というのはかなり手を出しやすい価格帯です。
すでに2230や2242サイズのNVMe SSDを余らせている人なら、活用先としても分かりやすいですし、iPhoneでの動画撮影を本格的に考え始めた人には現実的な一歩になります。
ケーブルだらけの撮影環境を少しでもスマートにしたい人や、内蔵容量に縛られず撮りたい人にとって、このセール価格は一度チェックしてみる価値がありそうです。
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