
格闘ゲームの金字塔として知られる、『ストリートファイターII』。そのマイナーチェンジ版であり、1992年にアーケードで稼働開始した『ストリートファイターIIダッシュターボ』に、約33年間誰にも知られていなかった隠しデバッグメニューがあることが明らかになりました。
キャラクターグラフィックやタイトルロゴの拡大・縮小などが可能な隠し画面、33年の時を経て発見される
この隠された画面を発見したのは、X(旧Twitter)ユーザーのTurboAnnihilator氏です。氏のポストに添付されている動画からは、タイトルロゴがさまざまな回転・拡大・縮小をしたり、キャラクターのアニメーションがぶつ切りになりながら拡大・縮小される様子が確認できます。
この画面への入り方の手順は以下の通りです。
DIPスイッチでゲームをテストモードに切り替える。
プレイヤー1側の中パンチボタンを押したままゲームを再起動する。
オブジェクトテストモードに入る。
プレイヤー1側の弱パンチボタンを押したままプレイヤー2側のスタートボタンを押すことでモードが切り替わる。
プレイヤー2側のレバーやボタン入力でオブジェクトの回転や拡大縮小ができる。プレイヤー1側の弱パンチボタンでリセットされる。
今回発見された画面が何のために用意されていたのかの理由は不明ですが、海外メディアTime Extensionは「『龍虎の拳』や『餓狼伝説』のように、キャラクターを拡大・縮小表示する機能が『ストリートファイターII』でも試みられていたのかもしれない」と報じています。







