任天堂の作品を主に扱うゲーム系メディアnintendoeverythingは、『メトロイドプライム4 ビヨンド』のスイッチおよびスイッチ2間での比較を行った動画を公開しました。
機種が違うとこれだけの差

今回公開された動画では、スイッチとスイッチ2のクオリティおよびパフォーマンスの2モード、計3タイプの比較が行われています。
まずドックモードではスイッチの場合最大1080p60fpsの可変解像度で通常時900p。スイッチ2のクオリティモードでは、1440pからのスケーリングで2160p60fps、パフォーマンスモードで1080p120fpsとなっています。
また、携帯モードではスイッチの場合最大720p60fpsの可変解像度で通常時540p。スイッチ2のクオリティモードでは、ネイティブ解像度での1080p60fps、パフォーマンスモードで720pからのアップスケーリングによる1080p120fpsとなっています。
スイッチ版では近中遠距離のいずれでもややボケたような描写となっており、LODによって植物の葉や岩表面といったディテールが潰れてしまっている一方、スイッチ2では両モードにおいて一定の品質が維持できているように思われます。
携帯モードではこの傾向がより顕著となり、特に画面中央奥の巨木の描写が大きく異なる様子が確認できます。

また、近距離でのテクスチャ品質においてもスイッチ2が遥かに優れており、地形表面の細かなひび割れや植物の葉の描写などを中心に違いが確認できます。
読み込み時間はスイッチ版が1分4秒5に対しスイッチ2版で24秒6と大差でスイッチ2版の圧勝。フレームレートはそれぞれ規定の数値に張り付いており、非常に安定した動作となっています。
他にも異方性フィルタリングやLOD、ゴッドレイといった要素での比較が、ムービーを含む多様なシーンを対象に行われています。

こうして比較するとそれなりに差が目に付くものの、実際に操作して遊んでいるとどの程度気になるかは微妙なところ。むしろフレームレートの落ち込みなどもなく、非常に安定した動作を実現している点には特に注目したいところです。
『メトロイドプライム4 ビヨンド』および『メトロイドプライム4 ビヨンド Nintendo Switch 2 Edition』は、12月4日発売予定です。
¥1,000
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