
11月29日、『ダンガンロンパ』シリーズ15年の歴史を設定資料やイラストともに振り返る「ダンガンロンパ15周年フェス -超高校級の大感謝祭-」が開催。本イベントでは、シリーズ最新作『スーパーダンガンロンパ2×2』の世界最速試遊体験が行われたほか、会場内でナゾトキが楽しめるスタンプラリーやフォトスポットの展示、そしてモノミの声優を務める大代キヌ太さんが登壇したスペシャルステージなどが実施されました。
本稿では、そんな「ダンガンロンパ15周年フェス -超高校級の大感謝祭-」の様子をお届け!会場内で行われたスタンプラリーやスペシャルステージの模様など実際に現地に足を運び、体験してきたのでその内容をお伝えします。
◆入口に『ダンガンロンパ』グッズが盛りだくさん
会場入口には本イベントの物販で販売された『ダンガンロンパ』グッズがずらり…フィギュアやアクリルスタンド、トートバッグにTシャツまで沢山のグッズが物販コーナーで販売されており、多くの来場者がショッピングを楽しんでいました。




また、2025年11月25日から予約開始となった江ノ島盾子スケールフィギュアの展示も。デザインは15周年を記念した歴代おしおきやモチーフの数々で構成されたものになっており、よりスペシャル感が感じられるフィギュアとなっていました。
このコーナーにはこれまで発売された『ダンガンロンパ』シリーズキャラのねんどろいどに加え、2025年10月24日に予約開始されたねんどろいど「モノクマ 2.0」の姿も。これだけのグッズが囲まれていては、思わず欲しくなってしまいますね。なんといっても江ノ島盾子のギャル感が良い。







これらのフィギュアを販売しているグッドスマイルカンパニーの特設サイトでは、『ダンガンロンパ』シリーズに登場するキャラクターのねんどろいど化希望投票も受付中。気になる方はこちらもチェックです。
◆ヒストリーボード、フォトスポットなどが展示!会場にはモノクマの姿も…
会場内に入ると、本イベントのキービジュアルがデザインされたフォトスポットが目に飛び込んできました。ここでは、江ノ島盾子や七海千秋、王馬小吉らに扮したコスプレイヤーと一緒に撮影することもできます。
このエリアだけではなく、会場内には『ダンガンロンパ』の教室を模したスポットや会場を歩くモノクマの姿も。「かわいい~」と話すファンの様子なども見られ、『ダンガンロンパ』一色の空間が演出されていました。









会場には15年の歴史を振り返るヒストリーボードやこれまでの思い出を書き記すことができるメッセージボードも用意されており、このような場所もファンにとっては嬉しいポイント。「懐かしいな~」といった声や「15周年おめでとう!」といったメッセージなど、ノスタルジックに振り返る来場者の姿がありました。











また、これまでに受賞したトロフィーの数々や歌手のAdoさんなどのイメージディレクターを務めたORIHARA氏が描いたメタルキャンバスアートなども展示。その他、会場では『スーパーダンガンロンパ2×2』の世界最速試遊体験も行われていました。




◆謎解きが楽しめるスタンプラリーに挑戦!
『ダンガンロンパ』の様々な要素が盛りだくさんの「ダンガンロンパ15周年フェス」ですが、会場内では謎解きが楽しめるスタンプラリーも実施。答えだと思うQRコードを読み取って、本イベント限定のウェブサイトを開き、スタンプを集めていく体験型のギミックが用意されていました。

もちろん筆者もこのスタンプラリーを体験。内容は15周年の歴史を振り返りやシリーズにまつわる問題となっており、気軽に楽しく謎解きを体験できました。なお、このスタンプラリーではスタンプを6個集めると「学級裁判への召喚状」が届き、モノクマかモノミのコースターがゲットできる仕組みとなっています。




◆スペシャルステージにはモノミ役・大代キヌ太がサプライズ登場
会場内のスペシャルステージでは、ファミ通編集部の三代川 正氏がスパイク・チュンソフトの『スーパーダンガンロンパ2×2』プロデューサーである榊原 昌平氏に、同作のことを公開取材するイベントも実施されました。
本作の企画が立ち上がった経緯ついては、榊原氏によると『ダンガンロンパ』2代目プロデューサーとして何かできないかという思いから制作されたそう。また、『1』ではなく『2』を選んだ理由に関して、完成された『1』を作り直すにはすべてを壊さないといけないので、プレイヤーが比較的新しく体験できる『2』を選んだと語りました。

「完全新作シナリオはすぐにプレイできるのか?」という問いには、基本的に最初から新シナリオが選択できるようになっているとのこと。他に、グラフィックや立ち絵などを一新した点に加え、新しい“おしおき”も登場することも明言されました。
なお、なぜ水田わさびさんをモノクマ役に起用したのかという質問については、「みんなわかるとは思いますけど、日本人の心に響くものがあるから」と意味深なコメントも残しました。

ステージイベントの後半では、新しくモノミ役のキャラクターボイスを担当することになった大代キヌ太さんが登壇。ステージ上で特徴あるモノミの高い声を実際に披露して観客を驚かせました。
大代さんは、15年前の小学生のときに旧モノクマ役を演じていた大山のぶ代さんのファンだったことキッカケに『ダンガンロンパ』もハマったそう。朝の10分間の読書時間には『ダンガンロンパ』の小説を読んでいたというファン全開のエピソードも語りました。
イベントの最後には、これから始まるキャンペーン情報と『スーパーダンガンロンパ2のさよなら絶望学園』全章配信の解禁情報が公開。新作に向けて予習もできる嬉しい情報ですね。















「ダンガンロンパ15周年フェス -超高校級の大感謝祭-」は、15周年という大きな節目を祝うにふさわしく、会場にはシリーズの歴史と最新情報、そしてファンの“愛”がぎゅっと詰まっていました。グッズ展示やフォトスポット、スタンプラリーといった体験型コンテンツに加え、スタッフ陣の裏話が聞けるスペシャルステージまで、「ダンガンロンパ」の魅力を改めて噛みしめられる一日だったといえます。
新作『スーパーダンガンロンパ2×2』はどのような物語を描くのか、そしてシリーズがこれからどんな進化を見せてくれるのか。発売日まで、プレイしたい気持ちを抑えて気長に待ちましょう。
『スーパーダンガンロンパ2×2』は、ニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ/PlayStation 5/Xbox Series X|S /Steam向けに2026年発売予定です。















