
海外掲示板Redditの『ポケットモンスター』コミュニティにて、「なぜフライゴンにはこんなに多くのファンがいるのか?」という議論が大きな話題を集めています。
◆ユーザーたちから続々集まる「フライゴン」の魅力
フライゴンは、2002年発売の『ポケットモンスター ルビー・サファイア』で初登場したポケモン。「ナックラー」「ビブラーバ」から3段階進化し、ドラゴンタイプらしく進化レベルは45と高めです。
最大の特徴として、登場当初から非常に人気の高いポケモンとして愛されており、公式でスポットが当たる度に話題となっています。2020年に開催された公式投票企画「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」では、ホウエン地方の人気ランキングTOP3に入る快挙を成し遂げていました。

この人気について、RedditユーザーのCheesyGrinさんが「なぜフライゴンにはこんなに多くのファンがいるのか?」という議論を投稿。多くのユーザーからフライゴンのアピールポイントが寄せられています。
最も意見を集めるのはデザイン面の魅力で、「クールさと可愛さを完璧なバランスで両立している」と評価。ガブリアスやルカリオのようにカッコ良すぎず、かといってイーブイやタマザラシのように可愛すぎもしない、絶妙なバランスに惹かれたという声が多く寄せられています。
また、ゴーグルのような目元も「ゴーグルのおかげで彼のデザインは10倍良くなった。フライゴンらしさを主張する独特の何かがある」「ポケモンとデジモンの両方で育った私にとって、あのゴーグルは堪らない」と評価されています。


続いて、育成過程で愛情を覚えたという意見も。ナックラーはレベル35でビブラーバに進化し、さらにレベル45まで上げるとようやくフライゴンに進化します。これはポケモンの中でも比較的高めなレベル設定。ユーザーたちは「ゲームを通して一緒に成長できたんだ」「小さなナックラーが長いレベルアップを経て、立派なフライゴンになるまで育てた懐かしい思い出があります」と振り返っています。
同じく進化の遅い「タツベイ(ボーマンダ)」や、初代の「ミニリュウ(カイリュー)」はどちらも出現率が低くなかなか出会えない一方で、ナックラーは簡単にゲットできました。こういった“冒険中に仲間になる大器晩成型のポケモン”は、多くのユーザーにとってフライゴンが初めてだったようで、一段と思い入れがあるようです。

この他にも、ソフトの発売当時に公開された映画「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ」に影響されたという声もあがっています。
◆『ポケモンZA』への参戦、そしてメガシンカ獲得に熱い視線
フライゴンのアピールポイントが集まる一方で、関連スレッドでは最新作『Pokémon LEGENDS Z-A』への参戦を巡る議論も発生。そして何より、フライゴンにメガシンカが追加されるか高い注目が集まっています。
2014年に発売された『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』では、発売前からフライゴンのメガシンカが熱望されるも、残念ながら登場はなし。おまけにフライゴン使いのNPCトレーナーから「ガブリアスのメガストーン」をもらえるゲーム内イベントがあり、期待したユーザーたちは落胆していました。
12月10日に配信される有料追加コンテンツ『M次元ラッシュ』では、追加ポケモンや新たなメガシンカも登場するとあり、ここで満を持して「メガフライゴン」の発表に期待が寄せられています。












