ゲームクリエイターのヨコオタロウ氏は、Xのポストにて自身のサインに入れているという転売対策について語りました。
◆ヨコオタロウ氏がサインに転売対策をしていると注意喚起
ヨコオタロウ氏は、『ドラッグオンドラグーン』や『ニーア』シリーズのディレクターで知られるゲームクリエイターです。今回、海外Xユーザーがフリマアプリ「Vinted」にて、ヨコオ氏と岡部啓一氏のサイン入り『ニーアリィンカーネーション』サントラを見つけたとのメンションに反応しました。
ヨコオ氏は投稿に「このサインは偽物です(This autograph is a fake.)」コメント。続けて「転売を防ぐために本物のサインには、他の人が分からない小さな特徴を入れている(I include small unknown features in my real autographs to prevent reselling,)」ため、本物かどうかが判別できるとのこと。
そして「転売されているサインの半分近くが偽物だと確認しているので、買わないでください(I've confirmed that nearly half of the autographs being resold are actually fake, so please don't buy them.)」と注意喚起しています。
昨今、中古市場では、クリエイターがサインを入れたアイテムが高額転売されている状況が続いています。実際に、フリマアプリの「メルカリ」で検索してみるとヨコオタロウ氏のサイン入り商品が高額出品されているのが確認できます。

また、過去には『ポケモンカード』公式イラストレーター・青木俊直氏がサイン入りカードの転売に関して「サインはお断りせざるを得ない」と表明。同じく公式イラストレーターのさいとうなおき氏も、2024年にサインカード目当てとみられる取り囲みや待ち伏せにあったことを報告しています。
サイン入りアイテムの転売をしないのはもちろんのこと、今回のような偽物が存在する可能性もあるため、公式以外から手に入れようとするのは避けたほうがよさそうです。