ハードオフ石巻店のX(旧Twitter)が10月20日、「少し特別な商品を買い取りました」と報告。東日本大震災の際、任天堂が避難所生活の人のために寄付した「ニンテンドーDSi LL」だといい、注目を集めています。
◆被災地を支えたニンテンドーDS
投稿された画像には、ニンテンドーDSi LL本体と「ワンセグ受信アダプタ DSテレビ」が写され、どちらにも「石巻市」と刻印。ハードオフ石巻店は「なんで刻印あるかなって調べたら、震災時、任天堂さんが避難所生活の人のため、寄付したDSi LLです。任天堂のご厚意に感謝ですね」と伝えています。
「ワンセグ受信アダプタ DSテレビ」は、任天堂が2007年11月に発売した商品で、DSシリーズ本体に差し込むことでワンセグを見られるようになります。実際に震災当時を調べると、任天堂が支援物資の1つとしてこれらを配布し、被災地での情報収集に役立っていたというような情報がいくつか話題になっていました。


ハードオフ石巻店の投稿にX上では、「当時そのことを聞いて、ゲーム機とワンセグチューナーをセットにして今でも持ち出せるようにしてます」「背面しか写ってないけど、状態綺麗だから大切に扱われてきたのが分かって良い」「歴史的資料として残しておきたくなる」などの反応があがっています。
一方で「寄付されたDSを売り飛ばすなんて、ひどい石巻市民がいたもんだな」「任天堂の厚意を金に変えるとか…」「何で批判されてるの?もう14年も経って、これを使ってた子どもが大人になって使わなくなった。また欲しい誰かの手に渡るのであればいいことだと思うけどな」「当時の状況を知らない人がとやかく言う話ではないと思う」など賛否両論な声も寄せられています。
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