2025年10月8日、Epic Gamesは『フォートナイト』の「島クリエイタープログラム」を悪用し、BOTを使用して自作島のアクセス数を水増ししていた2名に対し法的措置を実施していることを発表しました。
自作コンテンツを遊んでもらうことで報酬が得られる「島クリエイタープログラム」の悪用を試みたか

『フォートナイト』にはメインのゲームモードだけでなく、第三者が独自のコンテンツを用意した「島」を作成し、そこに訪れた人数に応じて報酬が得られる「島クリエイタープログラム」が用意されています。
海外メディアPolygonの記事によれば、Epic Gamesは人気のある島のクリエイターに対して、毎年数百万ドルを支払っているとしています。
今回法的措置の対象となった2人は、この「島クリエイタープログラム」を悪用し、自作の島にBOTで多数のプレイヤーが訪れているように見せることで報酬を得ていたようです。前述のPolygonの記事が報じるところによると、2人は2万台以上のBOTを駆使して自作の島へとアクセスしました。
Epic Gamesはこの2人の島に数万ドルを払っていましたが、その後の同社の調査によれば2人の製作した島へのアクセスのうち、88%から99%は人間のものではなかったとしています。そしてこの2人に対する報酬の支払いの停止および作成したマップの削除を行い、法的措置に踏み切ったということです。
『フォートナイト』の不正行為者に対しては厳しい処置を取ってきたEpic Games。今回もまた、厳しい法的措置が取られるのではないかとみられています。