
Cygamesは、同社の専務取締役・木村唯人氏が9月30日をもって辞任したことを発表しました。
◆『グラブル』や『シャドバ』の名プロデューサー・木村唯人氏が専務取締役を辞任
木村氏はCygames設立メンバーの1人で、『神撃のバハムート』や『グランブルーファンタジー』『Shadowverse』『プリンセスコネクト!Re:Dive』などのプロデューサーを担当。2019年4月より専務取締役に就任し、経営と並行して、ゲーム開発に深く携わってきました。
Cygamesの発表にあわせて、木村氏もX(旧Twitter)を更新。「近年、体調の不良が続きこれまでのように十分なパフォーマンスを発揮することが難しいと感じることが多くなり、今の状況では取締役そしてプロデューサーとしての責務を全うできないと判断し、この度退任することにいたしました」と説明しています。
なお、体調不良は命に関わるような深刻なものではないとし、「しっかり休養を取り、いつの日かまたゲーム制作の現場に戻れるように、体調を万全にしたいと思います」と続けています。
Cygamesは「木村氏は創業以来、長きにわたって事業の成長を牽引し、多大なる貢献をしてまいりました。当社としましては、本人の意向を尊重するとともに、これまでの多大な功績に心より感謝の意を表します」とコメント。
また、木村氏が担当していたゲームタイトルや業務は既存の役員体制のもとで分担し、今後の事業運営に支障がないよう万全の体制を整えているといいます。