エレクトロニック・アーツは、FPSシリーズ最新作『バトルフィールド 6(BATTLEFIELD 6)』のPC版において、「セキュアブート」有効化が必須になると告知しました。
『バトルフィールド 6』PC版では「セキュアブート」有効化が必須に
セキュアブートは、Windows 11およびWindows 10で利用可能なセキュリティ技術の一つ。有効化しておくことで、コンピューターの起動時にソフトウェアの安全性の確認が行われ、信頼できるソフトウェアのみが読み込まれるようになります。

これにより、Windowsの起動プロセス中に侵入しようとする不正なソフトウェアに対抗することが可能に。また、TPMなどの関連セキュリティ機能と組み合わせることで次のような不正行為に対しても効果が見込まれるとしています。
カーネルレベルのチートとルートキット
メモリ操作および注入
なりすましおよびハードウェアIDの操作
仮想マシンとエミュレーション
不正防止システムの改ざん
さらに、エレクトロニック・アーツのFPSゲーム向けに独自の改良が施されたアンチチートシステム「EA Javelin Anticheat」も搭載。セキュアブートが有効になっていない状態で『バトルフィールド 6』を起動しようとした場合、セキュアブートの必要性を示すメッセージが表示されるとしています。
なお、エレクトロニック・アーツでは既に一部タイトルにて、セキュアブートの有効化を求める方針を採用しています。前作にあたる『バトルフィールド 2042』でも2025年5月に配信された8.8.0アップデート以降、セキュアブートに対応したPC上ではその有効化が求められるようになっています。


あなたのPCは大丈夫?
Windows 11インストール時のシステム要件にセキュアブート対応が含まれていることなどから、既に有効化された状態のPCを使用している方も多いと思われますが、『バトルフィールド 6』オープンベータや本編をプレイ予定の方は、エレクトロニック・アーツ公式ヘルプページを参照しつつ一度確認しておくといいかもしれません。