7月30日~8月31日までの期間中、東京・寺田倉庫G1ビルにて「Fate/Grand Order Servant Art Chronicle -最終再臨展-(以下、最終再臨展)」が開催されます。2015年の『Fate/Grand Order(以下、FGO)』配信開始からこれまで登場したサーヴァントの最終再臨イラストや、普段と異なる衣装を身にまとった「霊衣」などのイラスト500点以上が展示されています。
開催前日である7月29日には、一般公開に先駆けてメディア向け内覧会が行われました。本稿では、その様子をお届けします。
◆美麗印刷された、500点以上にもおよぶ『FGO』最終再臨絵が展示
まず会場に入ってすぐのエントランスで目に飛び込むのは、タイキ氏の描かれた最終再臨展のキービジュアル。まるでマーリンが各英霊たちの軌跡を見守っているかのようで、開幕から来場者の心を掴みます。
また『FGO』サーヴァントにはそれぞれ担当イラストレーターが存在するため、タイキ氏による「宮本武蔵」や「ギルガメッシュ」などのサーヴァントはある種新鮮でした。



そして視線を右に向けると、『FGO』主人公の「ファーストサーヴァント」たる「マシュ」のイラストにお出迎えされます。
マシュに挨拶を済ませ中に入ると、まずはセイバー・ランサー・アーチャークラスの三騎士の会場に。エリア入り口には『Fate』シリーズの顔とも言える「アルトリア・ペンドラゴン」の姿が。最終再臨のほかに霊衣も飾られており、例えば「アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕」は、「悪性隔絶魔境新宿」で登場した“漆黒の騎士王ver新宿1999”のイラストも展示されていました。




三騎士エリアの後には「Special Iコーナー」として、『FGO』第1部「Observer on Timeless Temple」の各章で活躍した、ジャンヌダルクやベディヴィエールなどが特別な印刷で整列。この演出はゲームを通して歩んできた道のりを連想させるものがあり、思わずグッとくるものがあります。


その次はライダー、キャスター、アサシン、バーサーカーという四騎士のエリアになり、お気に入りのサーヴァントを探すのに夢中になっていると、「金箔ルーム」という金箔に最終再臨イラストを印刷した特別仕様の展示を発見。こちらはメディア向け内覧会時点では撮影禁止だったため、ぜひ現地で確かめてみてください。




さらにSUMMERルームは水着サーヴァント・水着霊衣のイラストが飾られています。これまでの展示ではシックに暗めの照明が使われていましたが、「水着」のイメージに合う青色のライトがエリアを照らしており、会場の雰囲気がガラリと変わっていたのが印象的でした。




そしてエクストラクラスのサーヴァントが勢ぞろいしたエリアを抜けると、「Special IIコーナー」として第2部「Cosmos in the Lostbelt」で登場したキャラクターイラストが飾られています。
始皇帝やモルガンなど強大なボスが心に残っていますが、特に驚いたのが田島昭宇先生による「テスカトリポカ」原画が見られる点です。ファンの方はこれだけを目当てに行ってもお釣りがくるかもしれません。









展示エリアの最後には、「奏章IV 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス」で実装された「シールダー・パラディーン」姿のマシュが飾られていました。マシュではじまりマシュで終わる構成で、「これまでプレイしていて良かった」と思えるような、10周年という『FGO』の歩みをダイレクトに感じられました。
そして普段、最終再臨絵をじっくりと鑑賞する機会は個人的にはあまりなかったため、今回大きく印刷されたイラストを見て「こんなにタッチが凝っていたのか」など、じっくりと見直してみたいと感じる展示会になりました。
「Fate/Grand Order Servant Art Chronicle -最終再臨展-」は東京・寺田倉庫G1ビルにて、7月30日~8月31日までの期間で開催中。
チケットについて前売りはグッズ(最終再臨展メインビジュアルを使用したグリッターアクリル色紙)付き入場券が4,000円(税込)、通常入場券2,500円(税込)。当日券はグッズ付き入場券が4,300円(税込)、通常入場券2,800円(税込)です。来場者特典として選択画面風ステッカー5枚セットが開催週ごとにランダム封入されます。
詳細は展示会の公式サイトをご確認ください。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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