
ギネス世界記録は公式サイトにて、『ポケットモンスター』に登場する「ゲンガー」のグッズを1,200種類集めたファンの記録を特集しました。
1,200種を写真に収めてカタログ化!申請も大変そうなギネス世界記録

ゲンガーとは、初代『ポケットモンスター』から登場するシャドーポケモンです。アニメ「ポケットモンスター めざせポケモンマスター」ではサトシのパーティに加わっているほか、“ぬいぐるみ”などのグッズも数多く作られています。
そして香港の会社員Tsang Cheuk Tip氏は32歳にして、22年かけてゲンガーのグッズを1,200種類コレクション。これが“ゲンガーの最も大規模な記念品コレクション”として、今回ギネス世界記録に登録されました。

ギネス公式によると、Tip氏が初めてゲンガーを見たのは8歳の時、母親が買ってきたフィギュアの中に“半透明かつ深い紫のゲンガー”があったそうです。その後、ゲームで遊んだ際、ゲンガーはただ強いだけでなく、狡猾で愛らしい笑みを浮かべる多彩な面があることに気づき、その瞬間、“ゲンガーこそが運命の相棒”だと確信したといいます。

そこからTip氏はカードやぬいぐるみなど、公式やライセンス品を買いあさり、時には「ポケモンカフェ」で見知らぬ人とグッズを交換する場面もあったそうです。また、今回の記録申請の苦労として、同氏はグッズ毎に写真やナンバー、説明を用意してカタログ化しており、“ゲンガーの中には見た目がほぼ同じなので、どれがどのゲンガーかわかりやすい説明を書かなければいけなかった”旨の裏話も語られました。
Tip氏は“おもちゃをコレクションする”ことに関して、単なる所有だけでなく“それと一緒に過ごす時間”についても強調し、「大切に扱わなければ、カビが生えたり、破れたり、迷子になったりといった形で仕返しされる」と説いています。