
マイクロソフトの大規模な人員削減により、『キャンディークラッシュ』を手掛けるKingでは約200人がレイオフの対象となっていましたが、スタッフの一部は自分たちが開発したAIに業務を取って代わられたと主張していることを海外メディアMobilegamer.bizが報じています。
自分が開発したAIに仕事を奪われた?独自取材でスタッフが激白

マイクロソフトは7月初旬に約9,000人を対象にした大規模なレイオフを開始。レイオフにより『EVERWILD』やリブート版『パーフェクトダーク』の開発が中止となり、The Initiativeが閉鎖されるなどゲーム部門に大きな影響を及ぼしました。
レイオフはKingにも実施され、全従業員の10%にあたる約200人が削減対象と報道されていました。Mobilegamer.bizはレベルデザイナーやUXデザイナーに加えて、パズルゲーム『ファームヒーロー』の開発チームの半数に相当する約50名もレイオフされる予定であると報じています。
そしてスタッフへの独自取材により、レイオフ対象者は主に業務を効率化するためのAIツールを開発していたことが判明します。レベルデザインを担当していたスタッフは自分たちが開発したAIツールにチームを取って代わられたと主張しており、コピーライティングチームも同様にAIによって削減されたと述べています。
スタッフは会社全体は好調であるにも関わらず、利益と効率のためにAIへの代替を実行していると主張。「フィードバックループをさらに導入するのであれば、開発者本人を削減するのは正気の沙汰ではありません」とコメントしました。
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