
名作SFアクションホラー同士が夢のコラボをした映画「エイリアンVS.プレデター」。続編も作られているほか、何度もゲーム化がされています。
その中でも2010年に発売されたFPS『Aliens vs. Predator』に関して、現地時間2025年7月14日に“先週比で20倍以上の同時接続プレイヤー数の増加”が確認されました。
難関実績を前に有志達が助け合い―残念ながらゲームは日本向けには未発売

『Aliens vs. Predator』とは、『スナイパーエリート』シリーズで知られるRebellionが開発したFPSゲームです。エイリアン、プレデター、そして人間である海兵隊の物語が展開され、シングルプレイヤー向けのキャンペーンモードに加え、マルチプレイ向けのモードも用意されています。


2010年にセガより発売された本作に関して、海外掲示板Redditでは“唐突なSteam版の同時接続プレイヤー数の増加”が話題になりました。実際に非公式のSteam統計サイト「Steam Charts」を確認してみると、2025年7月7日の最大同時接続プレイヤー数が547人なのに対し、同月14日は11,746人とおよそ21倍もの増加していることがわかります。

突拍子もない出来事にも思える本件ですが、実はその背景にはゲームの実績が関係しているようです。本作の実績にはシングルプレイヤー向けのモードで獲得できるもの以外にも、マルチプレイヤーでしか獲得できないものも存在。中には“6人のフレンドとランクマッチでプレイする”という他ゲームでも厳しそうな条件の実績もあり、プレイヤーの取得率は2.2%と低めです。

そしてSteamのコミュニティではそんな実績の獲得を支援するため、現地時間2025年7月12日にユーザー同士でマルチプレイをする有志イベントが開始。同月14日には最大11,746人が同時にプレイする規模にまで発展しています。

本イベントは過去にも開催されていますが、今回は本作全体と比べてもトップクラスの規模となっています。

なお、そんな難関の実績の獲得を求めるプレイヤー達の助け合いが行われた本作ですが、残念ながらSteam版は日本向けには未発売であり、日本アカウントにログインしている状態ではストアページにもアクセスできません。