任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」(以下、スイッチ2)が、本日6月5日に発売されました。今日という日を待ち望んでいた人も多いことでしょう。
一方で、「まだ発売日になって欲しくなかった……」と思う人もいるかもしれません。スイッチ2は需要が非常に高く、手に入れる目途が立っていないユーザーが少なくないためです。
今日からスイッチ2を楽しめる人もいれば、遊びたいのに遊べない人もいる6月5日。明暗分かれてしまったのは残念ですが、割合はそれぞれどれくらいなのか。その実態に迫るアンケート結果を発表します。
■「スイッチ2」発売日に遊べる人の割合は……?

スイッチ2は非常に人気が高く、ほぼすべての販売店で抽選販売が行われました。そのため、複数の販売店に申し込んでも、最終的には運に恵まれなければ手に入りません。
こうした激戦を勝ち抜き、「発売日当日にスイッチ2を遊べる人」は、回答数1,199票のうち半数近くの47%となりました。また、残念ながらこの日に入手できず、「まだ遊べません……」と答えた人は53%です。
今回の結果に基づいて考えると、抽選販売に参加したふたりにひとりが、スイッチ2を発売日に遊べるものと思われます。半数が手に入らないと嘆くか、半数の人に行き渡ったと考えるか、その意見は個々人で分かれるところでしょう。
■なかなか手ごわいスイッチ2の抽選販売
スイッチ2を求めるユーザーとしては、「欲しい人全員に行き渡らせて欲しい」というのが率直な気持ちでしょう。順次生産され、市場に流通するとはいえ、発売前から関心を寄せていた人の多くが手に入らないのは、やはり残念な話です。
しかし、任天堂側の態勢が甘かったのかといえば、そうとは一概に言えません。マイニンテンドーストアで行った第1回目の抽選販売では、約220万件もの応募がありました。公式ストアにこれだけの応募が集まるのは、異例とも思えるほどです。
インサイドが独自に行ったアンケートでは、この第1回抽選販売の当落確率は、当選が23,9%、落選が76.1%でした。4人中3人が落選する狭き門でしたが、約220万人の応募者を当てはめると、当選者の数は50~60万人ほど。それだけの台数を公式ストアが用意するのは、かなり注力した結果に他なりません。
一方、公式同ストアの第2回抽選販売(第1回と同様、発売日に到着予定)の当落に関する独自アンケートでは、当選が10.1%、落選が89.9%と、かなり落差の大きい結果になっています。
第2回目の抽選販売は、第1回以降に改めて確保が見込めた分の台数と考えれば、当選者の割合が大きく変わるのも当然の話でしょう。しかし、そうした合理的な判断とは別に、落選が多いのはただただ残念です。

公式ストアの当落結果が厳しいものだったため、販売店による抽選販売も相応の難関だったことが窺えます。
こうした流れを踏まえた上で、「発売日当日にスイッチ2を遊べる人」の47%という数字を見ると、思った以上に多いと感じるかもしれません。
しかし、スイッチ2が手に入らない人が多いのも事実。これからの抽選販売で、現時点の比率がどれくらい変わっていくのか。今後も気になるところです。
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