
日々多種多様なジャンルのゲームが発売されるPlayStation Storeにて、『ゼンレスゾーンゼロ』の3Dモデルを不正に利用している疑惑のある『Hentai Supermarket Simulator』が発売されました。既製品をそのまま流用した「アセットフリップ」を含む悪質なゲームがストアページに並んでしまう問題は、未だに解決の糸口がつかめない状況となっている模様です。
無関係のゲームに『ゼンゼロ』3Dモデル流用の疑惑
VOUMIK NIHARが5月3日に発売した『Hentai Supermarket Simulator』は、商品の陳列やレジ打ちなどの店舗経営を体験するシミュレーションゲームです。
店舗の拡大と需要に合わせた価格設定によりリピーターの増加を目指すという本作には、なぜか『ゼンレスゾーンゼロ』の主人公である「リン」が映ったスクリーンショットが掲載されています。

『ゼンレスゾーンゼロ』ではリンを含むキャラクターの3Dモデルを公式サイトで配布しているため、そのモデルが流用されてしまった可能性があります。なお、3Dモデルは商業利用が禁止されているほか、版権はmiHoYoに属していると使用規約で定められており、モデルの流用は明確な違反行為です。
本作の他にも、『R.E.P.A. Operation』や『MISIDE: Enter the Game』などの誤解を招くようなタイトル名で、人気作品を形だけ模倣した悪質なゲームを販売している同スタジオ。PS Storeでは過去にアセットフリップを乱造していたスタジオの作品を一斉に削除していましたが、無数に現れる低品質ゲームとのいたちごっこは終わる気配がない模様です。
¥6,300
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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