人生にゲームをプラスするメディア

10代のクラウドくんがニブル山をパルクール!『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊レポ【TGS2023】

東京ゲームショウ2023のスクウェア・エニックスブースに設けられた『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊ブースには、多くの来場者が押し寄せました。

ゲーム PS5
10代のクラウドくんがニブル山をパルクール!『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊レポ【TGS2023】
  • 10代のクラウドくんがニブル山をパルクール!『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊レポ【TGS2023】
  • 10代のクラウドくんがニブル山をパルクール!『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊レポ【TGS2023】
  • 10代のクラウドくんがニブル山をパルクール!『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊レポ【TGS2023】
  • 10代のクラウドくんがニブル山をパルクール!『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊レポ【TGS2023】
  • 10代のクラウドくんがニブル山をパルクール!『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊レポ【TGS2023】
  • 10代のクラウドくんがニブル山をパルクール!『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊レポ【TGS2023】
  • 10代のクラウドくんがニブル山をパルクール!『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊レポ【TGS2023】

東京ゲームショウ2023のスクウェア・エニックスブースに設けられた『FINAL FANTASY VII REBIRTH』試遊には、多くの来場者が押し寄せました。

1997年に発売された『FINAL FANTASY VII』は、シリーズの中でも特に絶大なファンを得ています。ゲーム自体はあまり知らなくてもキャラクターのビジュアルは見たことある、という人も少なくないはずです。コンピューターゲームの歴史を大きく変えてしまった本作を、3部作という壮大な形でフルリメイクするプロジェクトが進行中です。

その2作目にあたる『FFVII REBIRTH』を、今回筆者はプレイしてみました!

◆パルクールで山越え

ここはニブル山。壮大で荒々しい岩肌がどこまでもそびえ立ち、今しもクラウドとセフィロスに襲いかかるような雰囲気すら帯びています。

そう、ここにいるのは我らがクラウドとセフィロス、そしてティファ(と、彼女を守る神羅兵)。時系列はメインストーリーから5年前ということで、ティファが何だか幼い感じというか若々しいというか。彼女はミニスカートを履いているため、時折目のやり場に困る場面も。

いやいや、そんな邪念に思いを巡らせてるバヤイではありません。このニブル山をパルクールして、どうにか試遊時間終了までにボス戦に到達しないと!

そう、ニブル山では頻繁にパルクールの動作が求められます。クラウドくんが岩肌に張り付き、アラン・ロベール顔負けのフリークライミングで山を攻略していきます。えっほ、えっほ、えっほ。その動作に不自然さは全く感じられず、しかも「あっ、ここも登れるのか!?」という部分も見られました。

◆10代のクラウドくん

「ティファが何だか幼い感じ」と上述しましたが、それはクラウドも同様です。

「少年のようなあどけなさ」というのは使い古された表現ですが、「高校生くらいの男の子の顔つき」がちゃんとグラフィックで再現されています。10代20代の若者にとって、5年は非常に長い時間です。その5年間で発生した加齢を逆にたどることができただけでも、此度の試遊は大きな成果があったと言えます。

それと、ボスを倒した後にセフィロスが「よくやった」とクラウドに声をかけるシーン……この時のセフィロスの表情は、控えめながら晴れやかな微笑です。ここまで繊細な表情を描くことができるのか!? と筆者はコントローラーを握りながら感心してしまいました。

◆チョコボのバサバサ感

さて、舞台は打って変わってジュノンエリア。これは「THE WORLD OF FFVII REBIRTH: JUNON AREA」の試遊です。

広大……というよりあまりに壮大過ぎるこのエリアの見どころは、何と言ってもチョコボ。筆者が小学生の頃にプレイした『FF』シリーズのチョコボといえば、ちょこんとした可愛らしい姿の動物。しかし、『FFVII REBIRTH』のそれはまさに鳥です。

チョコボは鳥だから当然だろう、だって? いやいや、『FFVII REBIRTH』のチョコボはバサバサ感満載で、画面を越えて羽が舞ってきそうなんです!

ブワッサブワッサという音と、チョコボの豪快な挙動。でもって、チョコボは地上を速く走ることができる実用動物です。乗ってみると、こりゃ自分で歩くのが億劫になっちまうほど速い速い!

そういえば昔、『チョコボスタリオン』というゲームがありました。動物が馬ではなくチョコボという以外は競馬のゲームでしたが、それこそ『FFVII REBIRTH』の映像技術で『チョコボスタリオン』を作れないのかな……?

人物だけでなく、動物にも繊細な描写を与えている点は本当に素晴らしい! 『FF7』の世界観を最先端技術で再構築しようという取り組みは、我々が慣れ親しんだチョコボをよりリアリティーのある動物として生まれ変わらせています。

『FFVII REBIRTH』は、それぞれの登場人物の表情と動物の造形、そこから醸し出される雰囲気にも要注目です!


ファイナルファンタジーVII リバース(FINAL FANTASY VII REBIRTH)-PS5
¥8,082
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《澤田 真一》

ゲーム×社会情勢研究家です。 澤田 真一

「ゲームから見る現代」をテーマに記事を執筆します。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. ストリーマーやVTuberの新作TCG『Xross Stars』始動!第1弾では「CR」「ぶいすぽっ!」「Neo-Porte」から総勢24名がカード化

    ストリーマーやVTuberの新作TCG『Xross Stars』始動!第1弾では「CR」「ぶいすぽっ!」「Neo-Porte」から総勢24名がカード化

  2. 『モンハンワイルズ』“歴戦王レ・ダウ”と戦えるイベクエ詳細解禁!新たな防具「レダゼルトγシリーズ」もカッコイイ

    『モンハンワイルズ』“歴戦王レ・ダウ”と戦えるイベクエ詳細解禁!新たな防具「レダゼルトγシリーズ」もカッコイイ

  3. 『モンハンワイルズ』チャレンジクエストの「ランキング報酬」廃止へ―不正行為・不具合で“健全な順位”を提供できていないため

    『モンハンワイルズ』チャレンジクエストの「ランキング報酬」廃止へ―不正行為・不具合で“健全な順位”を提供できていないため

  4. 『SDガンダム Gジェネ エターナル』正式サービス開始!GQuuuuuuX、白いガンダムら「ジークアクス」の機体も早速参戦

  5. “アズズの挨拶バグ”修正か?『モンハンワイルズ』4月16日にアプデ実施、「不具合を意図的に利用する行為は禁止」とも改めて注意喚起

  6. 「スイッチ2、発売日にどのゲームを買えばいいの?」─ローンチタイトルは20本越え!豊富なラインナップから“お勧め”を独断で厳選

  7. あっちの方が強そうじゃない?『SDガンダム Gジェネ』新作で「マチュ」がジークアクス以外に乗り出す―「俺のマチュ、ビグ・ザムで暴れ出した」

  8. 「えっち」「ロックマンX?」『モンハンライズ:サンブレイク』女性ルナガロン装備の開発原画公開!

  9. misacoがこく兄にレタッチをレクチャー!幼少期のこく兄(!?)も登場した「GALLERIA」のクリエイター向けノートPC体験会【Signaterコラボ】

  10. 『ゼンゼロ』Ver.2.0先行PVの登場キャラクター名&担当声優が一部発表!キーパーソン「儀玄(イーシェン)」役は能登麻美子さん

アクセスランキングをもっと見る