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「VALORANT Champions 2023」ってどこでやってるの?やたら熱烈な韓国チームへの応援や会場の様子、歴史的価値をレポート【ロサンゼルス取材番外編】

ロサンゼルスから会場の模様を直接お届け!

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「VALORANT Champions 2023」ってどこでやってるの?やたら熱烈な韓国チームへの応援や会場の様子、歴史的価値をレポート【ロサンゼルス取材番外編】
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ライアットゲームズが手掛けるタクティカルシューター『VALORANT』における、年に一度の王者を決める国際大会「VALORANT Champions 2023」が8月6日から26日にかけて開催中です。

会場となるのはアメリカ・ロサンゼルスにある「Shrine Expo Hall(シュライン・エキスポホール)」。なお、グランドファイナルを含む最後の3日間はより大規模な「Kia Forum(キア・フォーラム)」へ舞台を移します。

弊紙では度々プレイヤーへのインタビュー記事を発信していますが、ロサンゼルスの現地まで記者が赴いて、直接選手の声をお届けしているのです。というわけで今回は趣向を変えて、配信でも度々目にする会場の様子をレポートしていきます。

はアメリカの西海岸に位置するロサンゼルス。世界最大のゲーム見本市「E3」の開催地でもあった

◆歴史的価値がスゴイ

会場となる「Shrine Expo Hall」は、「Shrine Auditorium(シュライン・オーディトリアム)」と併設された展示ホール。Shrine Auditoriumについては、かつてはグラミー賞やアカデミー賞といった名だたるアワードの授賞式にも使用されたような絢爛豪華なイベントホールです。

Shrine Auditoriumの始まりは1906年、フリーメイソンの派生組織・シュライナーの一部門である「アル マライカ・テンプル」の本部として、地元の市民センターなどの役割も兼ねて建てられました。日本の元号では明治39年。夏目漱石の有名な小説「坊ちゃん」がこの年に発表されていると聞くと、その歴史の深さが分かるでしょう。

会場内のエレベーターは、文化財を想わせる佇まい
トイレの案内ひとつにも、趣が溢れている

ところが、1920年の火災によって、建物はわずか45分で全焼してしまいます。火災からほどなくして、Expo Hallを追加したAuditoriumの復活計画が始動し、1926年1月に今の形となったのです。元のAuditoriumから数えて117年、再建されてから97年の歴史を持ちます。

その歴史的な価値故、ロサンゼルス歴史文化記念物、国家歴史登録財にも登録されています。これを示すプレートは会場で実際に見ることも可能です。

会場そばには南カリフォルニア大学がある。ジョージ・ルーカスやロバート・ゼメギスといった著名映画監督を輩出している
会場からすぐの場所には南カリフォルニア大学の学生寮もある。まるでディズニーランドのよう

また、2002年には改修工事が実施され、最新の音響設備や空調の整備などが行われました。実際に会場に入り浸っている筆者としても、構造物としての歴史は感じ取れるものの、あまり不便は感じられません。とはいえ、Expo Hallで行われている今回の大会では、そこまで改修工事の恩恵は受けていないものとみられます。

◆実際に会場に入ってみる

会場の目の前にはChampionsをモチーフとした垂れ幕が飾られ、大会のムードを盛り上げてくれます。これだけ歴史的な建物に『VALORANT』の装飾がされているのがすごい。日本で例えるなら九段下にある日本武道館ですが、武道館は東京オリンピック(1964年)に柔道の会場として作られたので、歴史の重みはやや異なりますね。

入場時には入念な持ち物検査が行われます。荷物を一旦預けてポケットの中身も出し、金属探知機的なゲートをくぐります。入場時の検査はMasters Tokyoよりもやや厳重な印象。凶器となり得るものの持ち込みなどは当然許されていません。

会場へ入ると真っ先に目に飛び込むのは、今回の大会キャッチコピーでもある「ONE MORE」の装飾です。その先にはフォトスポットも設けられ、多くの来場者がここで写真を撮っていました。

フォトスポットを脇に進むと、いよいよ客席です。国際大会でありがちな360度を客席に囲まれた会場ではありませんが(Kia Forumの会場に期待)、伝統的な円形のステージと選手たちが入場する三角形のゲートは健在です。

光による演出も素晴らしく、オーバータイムでは光の点滅、タイムアウト時にはタイムアウトを取った側の色が変化、ハーフタイムではそれを示す光になるなど、Masters TokyoやPacific Finals同様にかなり凝っています。

『VALORANT』の大会ではお馴染みの応援ボードを自由に書く場所も用意されており、各々が応援するチームや選手などをアピールしていました。配信では客席も多く映されているようで、カメラに向けたアピールも盛んに行われています。

観客について、Masters Tokyoと大きく違うと感じたのは「声を出す」ことへの抵抗のなさ。応援している選手やチームの名前を特に脈絡なく叫んだり、誰かがチームへのコールを始めると乗っかったりと、日本の観客よりも勢いがある印象です。また、すぐに「立ち上がる」のも特徴的。後ろなど気にせず立ち上がって喜びを表現しています。

NRGなど、NAを拠点とするチームの声援がとても大きいのは想像通りですが、筆者としては韓国・DRXへの歓声がかなり大きかったことが印象に残りました。筆者のみたところではFNATICやNRGと同じくらいの数の方がDRXのユニフォームを着用していました。

そのほかに多くの歓声があがっているのは、2連覇中のFNATIC、ZmjjKKの人気が圧倒的なEDG、LOUDの3つ。特にLOUDへは、サッカー会場のように歌を歌って応援する観客もみられました。余談ですが、ロサンゼルスを拠点としているSentinelsや100 Thieves(100T)のユニフォームを着ている観客もちらほらみられました。

◆物販ではチームユニフォームも販売

会場ではグッズ販売も実施されています。公式Tシャツやフーディ(パーカー)のほか、戦略ベアやペンギンなどのぬいぐるみもラインナップ。また、Masters Tokyoではなかったチームユニフォームも販売されています。

現地の観客は物販へさほど興味を示していないのも、日本と違うポイントでしょう。その日の開場直後や、試合間インターバルでは賑わいを見せますが、試合の最中には並ばずに購入可能なほか、主要なアイテムはほとんど売り切れていません。グループステージ最終日に戦略ベアとペンギンが売り切れた程度なのは、日本のファンからするとあり得ない光景です。

ドリンクやピザといった軽食を提供するお店もあります。

少しでも会場の様子が伝わったでしょうか。日本時間8月17日の早朝からはいよいよトップ8チームによるプレイオフが行われます。

NA・EMEA・Pacific・Chinaがそれぞれ2チーム進出するという、なんだかバランスの良い結果となっているChampions。2023年の頂点にたつチームの誕生を見届けましょう。

《Okano@RUGs》
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