ホロライブ所属タレントのバースデーライブや周年ライブといえば、毎回趣向を凝らした演出やコンセプトが魅力です。中でもホロライブゲーマーズ所属の戌神ころねさんは、毎回歌唱曲がツイッターにトレンド入りするほど選曲が個性的。普段の配信でも『パーマン』『超電磁ロボ コン・バトラーV』『学園天国』などの昭和ソングで人気です。
そんな戌神ころねさんが4月13日に4周年ライブを開催！今回はなんと、『無敵ロボ トライダーG7』『最強ロボ ダイオージャ』『宇宙戦士バルディオス』のテーマソングでおなじみのアニソン歌手「たいらいさお」さんがゲストで登場してトレンドを席巻していました。
■アニソン歌手「たいらいさお」、お呼びとあらば即参上！
たいらさんが登場したのは6曲目の「銀河旋風ブライガー」でのこと。歌に入る直前、ころねさんは「凄い人を呼んでいます」と普段見せない緊張感を漂わせていましたが、その言葉が決して大げさではないことをコメント欄のホロライブリスナーも後に思い知ることとなります。
『銀河旋風ブライガー』といえばロボットアニメの黄金期、1981年に放送された「J9シリーズ」の第1作として知られた作品。海外ドラマの探偵モノを意識した作風はどこかおしゃれで、後に合計3シリーズ制作される人気ぶりでした。現在もグッドスマイルカンパニーが展開する注目のプラモデルブランド「MODEROID」で可変型プラモデルがリリースされるほどです。
たいらさんは『銀河旋風ブライガー』のほかに『無敵ロボ トライダーG7』『最強ロボ ダイオージャ』『宇宙戦士バルディオス』といったロボットアニメの名作で主題歌を担当したアニソン歌手。『超時空要塞マクロス』の主題歌担当に選ばれながら、直前で歌声が差し替わったという裏話で最近も話題になりました。
実は11月22日に開催された3Dバースデーライブにて、たいらさんの持ち歌である『伝説巨神イデオン』の主題歌「復活のイデオン」を歌ったのですが、それをたいらさんもご覧になっていたとのこと。その縁で今回、ころねさんからオファーがあり出演へと繋がりました。その時のことをたいらさんは、「とてもかわいい声のイデオンが聞こえてきて嬉しかったです」と語っていました。
バーチャル空間で並び立つたいらさんところねさんの「銀河旋風ブライガー」は、J9のポーズを2人で決めるなど視聴者を沸かせます。特にたいらさんの優しくハンサムな歌声は心地よく、歳を重ねた分の包容力がありました。
そんなお2人のデュエットは1曲だけにとどまらず、次の「復活のイデオン」でも素晴らしいコラボを魅せてくれます。
『伝説巨人イデオン』といえば『機動戦士ガンダム』の富野由悠季監督が手がける名作ロボアニメ。こちらもアオシマから最新のプラモデルがリリースされるなど根強い人気を誇る作品です。そのためツイッターにはブライガーとイデオン、そして「ご本人」がトレンドに入るというカオスなひとときでした。
■°C-uteや、アニメ『学校の怪談』も!!
今回の3Dライブで披露した楽曲は全部で11曲。以下がそのセットリストです。
ひれ伏せ愚民どもっ！ ／『東方Project』より
ハッピーチルドレン ／TikTokで話題になった1987年の児童曲
Danceでバコーン！ ／ハロプロのユニット「°C-ute」の楽曲
祭り囃子でゲラゲラポー／アニメ『妖怪ウォッチ』
立ち上がリーヨ／アニメ『イナズマイレブン』
銀河旋風ブライガー／アニメ『銀河旋風ブライガー』
復活のイデオン／アニメ『伝説巨神イデオン』
Sexy Sexy,／アニメ『学校の怪談』
ALiCE&u／ホロライブID「アユンダ・リス」オリジナル曲
カラフル／アニメ『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』
Wonky Monkey／初披露となる戌神ころね最新オリジナル曲。
『銀河旋風ブライガー』や『伝説巨神イデオン』のみならず、今なお語り継がれるテレビアニメ作品『学校の怪談』やレベル5作品は戌神ころねさんらしい「東映まんがまつり」ならぬ「戌神まんがまつり」的なセットリスト。ハロプロのユニット「°C-ute（キュート）」の「Danceでバコーン！」も、モーニング娘。やAKB48の影に隠れがちでなかなかでてこない楽曲と言えるでしょう。
しかも今回はたいらいさおさんだけでなく、同じホロライブの兎田ぺこらさん、天音かなたさん、宝鐘マリンさん、アユンダ・リスさん、猫又おかゆさん、「にじさんじ」からは「でびでび・でびる」さん、『妖怪ウォッチ』からはジバニャンさんがお祝いに駆けつけてくれました。
最初から最後まで個性的でサプライズいっぱいだった4周年ライブ。本編が気になった方は戌神ころねさんのYouTubeチャンネルで確認してはいかがでしょうか。
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