人生にゲームをプラスするメディア

オリマーのピクミン化にゾッ…かわいいだけでは終わらない『ピクミン』シリーズの強烈トラウマ要素

当時の子どもたちは、“弱肉強食”の摂理をしっかり叩き込まれました…。

ゲーム 特集
YouTube「ピクミン3 デラックス 紹介映像」より
  • YouTube「ピクミン3 デラックス 紹介映像」より
  • YouTube「実況局だいだら」より
  • 『ピクミン3 デラックス』公式サイトより
  • 『ピクミン2』公式サイトより
  • YouTube「フジ工房」より

2023年7月21日に、シリーズ4作目が発売される予定の『ピクミン』シリーズ。かわいらしい生きもの「ピクミン」が活躍するゲーム…というイメージが強いかもしれませんが、実は同作には“トラウマ製造機”としての側面もありました。

今回は『ピクミン4』の発売に先駆けて、歴代シリーズのトラウマ要素を振りかえってみましょう。

◆ピクミンを捕食する原生生物たち…

まず『ピクミン』のトラウマ要素を語るうえで欠かせないのが、「原生生物」の存在でしょう。原生生物とはピクミンたちの世界にはびこる巨大な生物で、その多くが獰猛で攻撃的。ピクミンを見つけようものなら、捕食しようと容赦なく襲い掛かってきます。

むしゃむしゃと食べられていくピクミンたちを見て、胸を痛めたプレイヤーも多いのではないでしょうか。

原生生物とひと口にいっても、種類は実にさまざま。とくに「アカチャッピー」は同作を代表する敵キャラクターですが、チャッピーの亜種たちも忘れることはできません。なかでもプレイヤーに強烈なインパクトを残したのが、「クイーンチャッピー」でした。

まるで芋虫のような不気味なフォルムもさることながら、クイーンチャッピーが生み出すおびただしい数の「ベビーチャッピー」はトラウマもの。1匹1匹はそこまで強くないものの、恐るべきは捕食スピードの速さです。

当時ゲームを遊んだプレイヤーからは、「女王からブリブリ生まれるベビーチャッピーがピクミン喰いまくって全く笑えなかった」という声も上がっていました。

◆みんなのトラウマ「アメボウズ」

また『ピクミン2』に登場する「アメボウズ」も、みんなのトラウマとして挙げられがちなキャラクターです。

アメボウズは敵キャラクターでありながら、何もかも謎に包まれた未知なる存在。石のローラーに人型の何かが跨がっているような姿をしており、石のローラーでピクミンを押しつぶそうと、執拗に追い回すのでした。

しかも実体はあってないようなものなので、攻撃することもままならず、瞬く間にピクミンを全滅させられることも珍しくありません。

「最終兵器俺達」のメンバーであるゲーム実況者・フジさんも、昨年12月の配信で『ピクミン2』をプレイした際に、アメボウズの恐ろしさを再確認。終始悲鳴を上げつつ、「トラウマですね。紛れもなくここですね、トラウマは」と語っていました。

シリーズ最高傑作の神ゲー『ピクミン2』#12

◆バッドエンドも強烈!?

『ピクミン』のトラウマ要素は、原生生物だけではありません。初代『ピクミン』には主人公のキャプテン・オリマーがピクミン化するバッドエンドが用意されており、多くのプレイヤーに衝撃を与えました。

何をどうすればそのバッドエンドに行き着くのかはあえて伏せるとして、最後はピクミン化したオリマーを見つめるピクミンたちの姿で幕引きに。

人気ゲーム配信者のだいだらさんは、2021年4月に投稿した動画「ドルフィン号を修理できなかったオリマーのバッドエンドとは『ピクミン』を実況プレイ」で、件のバッドエンドを迎えるところを実況。「えええ、ホラー映像かよ!」と、その光景に衝撃を受けていました。

ドルフィン号を修理できなかったオリマーのバッドエンドとは『ピクミン』を実況プレイ

とはいえ、この展開の解釈は人によって分かれるようで、「むしろピクミンのやさしさ」「利用価値がなくなったからピクミン化しただけでは?」などと、さまざまな意見が交わされています。

生きるか死ぬかの弱肉強食な世界を見せてくれる『ピクミン』シリーズ。最新作ではいったいどのようなトラウマ…もといドラマを見せてくれるのか、発売が楽しみですね!


《サワディ大塚》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム アクセスランキング

  1. 『ポケポケ』×「にじさんじ」大会企画で「あいことば」が公開!期限までに入力すると「パック砂時計×24」をもらえる

    『ポケポケ』×「にじさんじ」大会企画で「あいことば」が公開!期限までに入力すると「パック砂時計×24」をもらえる

  2. さくらみこ初プロデュースのアイドルグループ「ホロレジ0期生」が初の武道館ライブを開催!~ゲーム実況配信のもようをライブレポート風記事にしてみた~【シャインポスト Be Your アイドル!】

    さくらみこ初プロデュースのアイドルグループ「ホロレジ0期生」が初の武道館ライブを開催!~ゲーム実況配信のもようをライブレポート風記事にしてみた~【シャインポスト Be Your アイドル!】

  3. 『ポケカ』リーリエ/アセロラのサプライ付きセットも!「メガブレイブ/メガシンフォニア」BOX含む5商品がポケセンオンラインで抽選販売

    『ポケカ』リーリエ/アセロラのサプライ付きセットも!「メガブレイブ/メガシンフォニア」BOX含む5商品がポケセンオンラインで抽選販売

  4. ネメシス、ドカ食いで至る…『バイオハザード』×「もちづきさん」公式同士のパロディイラストに反響「どっちが化け物か分からない」

  5. 『ポケポケ』×「にじさんじ」大会企画で視聴者プレゼント実施!配信内の「あいことば」入力で「パック砂時計×24」をもらえる

  6. 全て最安値更新!『エンダーマグノリア』2,130円に『雨魂 -AMEDAMA-』996円、Steam版がレビュー7万件越え&「圧倒的に好評」な弾幕ACTは375円【eショップのお勧めセール】

  7. 『ポケポケ』×「にじさんじ」大会には視聴者プレゼントも!「Twitch Summer Drops Fest 2025」でもお得な企画が実施中―「ポケモン」ニュースランキング

  8. 「東京喰種」石田スイ先生による『スト6』キャミィのイラストが投稿!あまりのカッコよさにメロメロな人が続出

  9. もう入手した?『ポケポケ』パック砂時計が12個もらえるイベント「Twitch Summer Drops Fest 2025」開催中

  10. 『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』3,278円、『ペルソナ3 リロード』2,728円、『サイバーパンク2077』は2,178円! ゲオ店舗のゲームセールを現地調査

アクセスランキングをもっと見る