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加藤純一やもこうを生み出した『ニコ生』から辿るストリーマー文化の歴史

近年大きな盛り上がりを見せているストリーマー界隈。その主戦場はどのように移ろっていったのでしょうか。

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加藤純一やもこうを生み出した『ニコ生』から辿るストリーマー文化の歴史
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生配信を通して、様々なエンターテイメントを提供するストリーマー。とくに近年はゲーム実況が注目されており、活躍の場も多岐にわたっている印象です。

振り返ってみると、その時代によってストリーマーたちが選んできた配信サイトは様々。今回はそんなストリーマー界隈の移ろいについて紹介していきます。

ストリーマーたちの原点

世の中に生配信を浸透させた立役者といえば、やはり「ニコニコ生放送ニコ生)」。2008年末に「ユーザー生放送」が発足し、“一般人が一般人に向けてライブ配信を行う”という、エンタメの新たな形を広めていきました。

そんな「ニコ生」からは、数々の人気ストリーマーが誕生することに。たとえば、日本一のストリーマーと名高い“うんこちゃん”こと加藤純一さんや“先生”と呼ばれ親しまれているもこうさんは「ニコニコ動画」で動画投稿者として活動しつつ、「ニコ生」で“生主”としても活動していました。

さらに、「Twitch」でトップクラスの人気を誇る元プロゲーマーのSHAKAさんやSPYGEAさんも、かつて「ニコ生」でライブ配信を行っていたことが。まさしく、同サイトこそが“ストリーマーたちの原点”と言っても過言ではないでしょう。

転換期を迎えたストリーマー文化

2016年頃からは、「YouTube」でのライブ配信が盛んになっていきます。その大きな理由として挙げられるのは、“収益化”が可能だったこと。今では当たり前になった「スーパーチャット」などの投げ銭システムが2017年に導入されたこともあり、多くのストリーマーが「YouTube」で活動するようになりました。

しかし、当時の「YouTube」は動画投稿サイトというイメージが強く、生配信の注目度は今ほどではなかった模様。そこで頭角を現したのが、ライブ配信をメインに行う“ストリーマー系VTuber”です。

とくに、2018年は「にじさんじ」や「ホロライブ」、「ぶいすぽっ!」などの人気VTuberグループが一斉に台頭。国内外から絶大な支持を得ると共に、「YouTube」におけるライブ配信の価値を高めていきました。

ゲーム配信が主流へ

また近年は、専門性を持った配信サイトが存在感を増しています。とりわけ「Twitch」や「OPENREC.tv」、「Mildom」や「Mirrativ」といったゲームに特化した配信プラットフォームが盛り上がっていますね。

その中でも、2020年から「Twitch」が急成長中。元々はStylishNoobさんやSHAKAさん、SPYGEAさんなどの活躍で知られていましたが、同年に加藤さんやもこうさんが参入し始めて一気に知名度が高まった印象です。

加えて、2021年から2022年にかけては「YouTube」と並行する形で「ぶいすぽっ!」の花芽すみれさんや橘ひなのさん、「にじさんじ」のさんや勇気ちひろさんらがチャンネルを開設。ひょっとすると、今後は「Twitch」がゲーム生配信の主戦場となるかもしれません。

注目を浴びるようになってからは、まだ日の浅いストリーマー界隈。今後どのような発展を遂げていくのか見届けていきたいところです。


《サワディ大塚》
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