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あの名店がご家庭に!ラーメンファン垂涎のVRワンオペワークシミュ『カウンターファイト 一蘭』プレイレポート

まじでこの世の全ての一蘭関係者に教えてあげたいんだが……。

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1月15日、VRゲーム『カウンターファイト』と大手ラーメンチェーン「一蘭」のコラボレーション作品である、Oculus Quest/Oculus Quest 2用ゲーム『カウンターファイト 一蘭』が発売されました。


「味集中カウンター」や真っ赤な「秘伝のタレ」で有名な一蘭ですが、筆者はかつて「一蘭 柏店」のかなり近くに住んでいたため足繁く通っていました(当時の柏店は24時間営業だったため、昼夜逆転生活とマッチしていた)。つまり、かつては一蘭の常連だったのです。


ということで、今回はそんな一蘭と浅からぬ因縁のある(?)筆者が『カウンターファイト 一蘭』を遊んできましたので、そのプレイレポートをお届けします。ちなみに筆者はOculus Quest 2でプレイしています。



まずはタイトル画面、ビルの前に立っている状態からスタート。これはおそらくかの有名な「一蘭本社総本店」をモデルにした建物だと思われます。赤い提灯が特徴的なので、ゲーマーとしては『がんばれゴエモン』の2面ボスを思い出す方も多いかと思われます。


低価格な場合が多い福岡のラーメン(博多ラーメンなのですがちょっとセンシティブな話題なのでここでは「福岡のラーメン」という表記にします)に比べちょっとお高めなのでラヲタ(ラーメンオタク)から軽んじられがちな印象のある(個人の感想です)一蘭ですが、福岡在住の知り合いが「普通に一蘭うまいよ、高いけど」と言っていましたし、事実、本店はかなり人気スポットなようです。



一応説明しておくと『カウンターファイト』は店員として客をうまくさばいていくという『俺の料理』や『Cook, Serve, Delicious!』のVR版のようなゲーム。本作『カウンターファイト 一蘭』はその舞台が一蘭となっているバージョンというわけです。そのため、ゲーム本編は「一蘭」のキッチンで繰り広げられます。


実際の「一蘭」は店舗の構造上キッチンが殆ど見えないので、再現度が高いのか低いのかよくわからないのが残念ですが、目の前にデカデカと「一蘭」と書いてありますし、店舗の色調が一蘭っぽいので「ああこれが一蘭のキッチンなのだなあ」と思い込むことは充分に可能です。



ゲームの流れは単純なようでいてなかなか複雑です。まずは来店客からオーダーを受けます。と言っても口頭で注文を受けるわけではなく、置かれた食券と「オーダー用紙」を受け取ることになります。


オーダー用紙での注文は「一蘭」ファンにとっては馴染み深いもの。筆者は味の濃さと油を最大にして食べるのが好きでした。とはいえ毎日そんなものを食していると死んでしまうので、「一蘭に行きたいな~」と思ったときに「VRで行く」という選択肢が増えたのは喜ばしいことです。そうか?



注文を受けたら、まずはスープを注ぎます。単純に寸胴から掬って注ぐだけなので、味の濃さや油の多さを調整する過程は省略されています。



同時進行的に麺を茹でておきます。麺には硬さのパラメーターがあり、注文に応じてちょうどいいタイミングでお湯から上げる必要があります。麺の硬さは三段階(実際の一蘭はもうちょっと段階がありますが簡略化されています)。福岡のラーメンというと「ハリガネ」や「バリカタ」など固麺のオーダーが好きな方も多いでしょうが、福岡在住の友人は「マジのラーメン通は『やわめ』で頼む」と言っていました。真偽の程は定かではありません



茹で上がった麺をスープの中に入れたら、あとはチャーシュー、ネギ、「秘伝のタレ」をトッピングしていきます。トッピングは客によって、例えば「チャーシュー抜き」のようなオン・オフがあるので注意深く行う必要があります。


「秘伝のタレ」は前述の通り一蘭の大きな特徴の一つですが、かなり辛いため筆者はいつも1/2にして注文していました(本作ではタレの量を調節する過程は省略されてます)(あと実際の一蘭では白ネギと青ネギを選ぶことができるのですがそれも省略されてます)(いい加減うるさいということは自覚しています)。



また、ビールがあったり、



白米があったり、(白米とラーメンを一緒に食べると人間は死んでしまうのですが、一緒に食べる人が後をたたないようです。)(あとスープの味を濃いめにするのは白米を食うためという説があります。余談でした。



替え玉があったりします。(ゆで卵はありません



注文をお客さまに持っていったあとは丁寧にお辞儀をして、暖簾を下ろします。この外部の情報をシャットアウトする「味集中カウンター」システムは「一蘭」の最大の特徴ですが、ぶっちゃけ当時は「あってもなくてもどっちでもいいな」と思っていました。今となってはソーシャルディスタンスの先駆けとしても評価できると思います。



食べ終わったあとの器は、ちゃんと回収して洗う必要があります。



実際のゲームプレイでは一人ずつ客が来るわけではないので、この様々な過程を自分で優先度を決定して効率よく行っていく必要があります。結果としてゲームプレイはかなり忙しく、頭も体も使うので、1プレイ終わった頃にはかなり疲れていることうけあい。上を向けばいつでも座席と注文の状況を確認できるので、ときどきチェックするようにしたほうがいいでしょう。



テンパってきたら時には食器をぶん投げるなどのアクロバットなプレイングも有効かもしれません。ちゃんと流しに入るとちゃんと洗えます。とはいえVRなので、あまり大きく体を動かしすぎるのは危険です。


筆者の部屋はかなり狭いため、そこにあるはずのラーメンが(現実の)壁に阻まれて取れなかったり(かなり認識がバグるので楽しいです)、右手の甲をしたたかにタンスにぶつけたりしました。慣れてきた後はスティックでの視点移動を多用することである程度安全に遊べるようになりましたが、基本的にはそれなりに広い場所を確保してからプレイするのがよいでしょう。



本作には現在、チュートリアルとスコアを競うタイムアタック的なモードしかありませんが、次回アップデートで「店舗運営モード」の実装も予告されています。なにせ「一蘭」のラーメン二杯分にも満たない価格設定なので、「一蘭」が好きだったり興味があったりするQculus Questユーザーは遊んでみる価値のある作品だと思います!

《文章書く彦》
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