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中国であっという間に人気タイトルに上り詰めた『アークナイツ』!日本配信前にコスプレから魅力を紐解く

中国ゲーム開発会社Hypergryphが開発したスマートフォン向けRPG『アークナイツ(中国名:明日方舟)』が、運営会社Yostarから2019年内日本配信予定。中国では4月30日に配信されて以来、App Storeの総合セールスランキングで何度も首位を獲得する人気タイトルです。

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中国ゲーム開発会社Hypergryphが開発したスマートフォン向けRPG『アークナイツ(中国名:明日方舟)』が、運営会社Yostarから2019年内日本配信予定。中国では4月30日に配信されて以来、App Storeの総合セールスランキングで何度も首位を獲得する人気タイトルです。

同作は天災がもたらした謎多き鉱石「オリジニウム」と、その影響により現れた「感染者」と呼ばれる特異体質者たちを巡る戦いを描いた、本格戦略タワーディフェンスゲーム。ゲーム中には普通の人間はおらず、それぞれモチーフとなった動物に因んだ獣耳を持つ人種が活躍します。

発売間もなく、中国で人気タイトルに上り詰めた本作の魅力はどこにあるのか?作品人気のバロメーターとも言われるコスプレイヤーを見ても、6月に開催された“中国版コミケ” 「魔都同人祭Comicup24」では同作のキャラクターに扮した多くのコスプレイヤーがいました。そこで、コスプレイヤーやコスプレカメラマンに同作の魅力を訊きました。

眩しい画像を一気見する(全37枚)

チェン:Momoko葵葵(@Leo_aoi )/撮影:乃木章
9月には同作の人気キャラクター・チェンの公式コスプレイヤーが日本でPR

■中国コスプレカメラマンの視点


中国で最もコスプレ熱が高いと言われる広州の凄腕カメラマン・Cooperimuさん(@cooperimu)は、同作のリリース前は「また新しいゲームが出るんだ」くらいの注目だったと振り返ります。しかし、この2年ほどはスマートフォン向けのタワ―ディフェンスゲーム新作はなかったので、多くの人にとって新鮮だったことが大きいと感じています。

『アークナイツ』が現在の中国でとても人気が高いのは、新しく発売したゲームであることも大きいとのこと。「そもそも、中国は日本と比べてゲーム文化の発展は遅れています。例えば『Fate/Grand Order』は、ファンが現実で楽しめるリアルイベントを多く開催していますよね。中国のゲームタイトルでは、そういったことがあまり見られません」と語るCooperimuさん。日本のようにコンテンツを開発するだけでなく、ファンの熱を冷まさないための長期的なプロモーションが打たれないため、新しく配信されたゲームにファンがまとめて移動することは良くあるのだそうです。

また、「私は長くコスプレカメラマンをやっていますが、現在『アークナイツ』のコスプレイヤーはとても多いです」と、コスプレイヤーの集中度合いからも同作の人気が伺えると語りました。さらに、中国ではKOL(インフルエンサーマーケティング) がプロモーションの主流です。同作がオタクイベントに企業ブースを出展する場合は、名だたる人気コスプレイヤーを起用し、凄腕カメラマンに公式カメラマンを依頼するため、“中国版Twitter ”weiboで写真が拡散されます。その結果、同作を遊ぶ人がさらに増えている状況だと分析しました。

■中国コスプレイヤーの視点


ナイチンゲール:沙耶さん(@saya_yukikaze )/撮影:乃木章

日本に留学中の中国コスプレイヤーの沙耶さん(@saya_yukikaze)は、コスプレイベントで『アークナイツ』のキャラクターを度々披露しています。同作が大好きだという彼女は「タワーディフェンスというジャンルが珍しく、背景設定もすごく細かくて面白いです!」とゲームの新鮮さをプッシュ。さらに、ミッションクリアするため頭を使わないといけないことが多く、クリア方法も人それぞれなので、「どのようにクリアした?」と交流することも楽しいそうです。

コスプレイヤーならではの推しポイントについては、「キャラクターは全部人間以外がモチーフで、とっても可愛いしカッコいいです!そのキャラクターがどんな動物をモチーフにしているのか、推測するのもまた楽しいです!」と熱く語ってくれました。

サリア:Dakki伊さん(@dakki_yi )/撮影:乃木章

シルバーアッシュ:クッキー曲奇chefさん(@quqichefk )/撮影:寒黙



今後、日本でも同作のコスプレイヤーが増えることでしょう。実際に、キャラクター衣装の可愛さやカッコよさから、作品を知らずとも多くのカメラマンが撮影待機列を作る光景も見かけます。日本においても、コスプレから入って、ゲームを知る流れが広がる気がしますね。

『アークナイツ』公式サイト
『アークナイツ』公式Twitter撮影:乃木章(@Osefly)、寒黙(@nigellizhe)
《乃木章》

現場に足を運びたい 乃木章

フリーランスのライター・カメラマン。アニメ・ゲームを中心に、親和性のあるコスプレやロリータ・ファッションまで取材。主に中国市場を中心に取り上げています。

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