ここからは、先述の本作の大きな3パートを踏まえ、すでに判明しているものも含めたメインストーリーの序盤をご紹介します。
■日常・学園生活

本作の物語は、日菜子が初めて学園に通う日からスタートします。足の怪我の影響で入学式にも出席できなかった日菜子は、初登校の日に同じ中学校出身の西田早苗に出会います。

登場する生徒たちは皆、一見ふつうに見えても心に大きな問題を抱えています。早苗の場合、日菜子への憧れが強すぎて感情が暴走してしまい……。
■非日常:異世界

暴走した早苗に驚いた日菜子は、気づくと見知らぬ世界に……。突如魔物に襲われた日菜子は、謎の少女たちの声に導かれ、知らぬ間に身につけていた指輪を使って魔法少女“リフレクター”に変身。襲い掛かる魔物と戦います。

謎の世界で、不思議なアイテム(フラグメント)を見つけた日菜子。そのアイテムに触れると、早苗の本心が日菜子に流れ込んできます
■日常・学園生活

早苗のフラグメントを見つけたあと、日菜子は現実世界に戻されます。フラグメントから早苗の本心を知り、共感できたことで、早苗の暴走はおさまり、彼女の抱えた問題も解決します。

早苗と別れた日菜子は、初めて訪れた教室で、学園で行われる文化祭の実行委員に任命されます。日菜子を実行委員に推薦したのは、早苗が暴走したときに訪れた謎の世界で耳にした少女たちの声と同じ声の司城夕月、司城来夢。

その後、夕月と来夢に昼食に誘われた日菜子は、屋上で魔法少女・リフレクターのことや、謎の世界について、ふたりを問い詰めようとしますが……。

そこに偶然、同じクラスの真田凛が居合わせ、結局リフレクターや謎の世界のことは詳しく聞けずじまい。日菜子は、来夢たちにつられるかたちで、凛の悩みを聞くことになります。

恋愛相談にのるうち、凛の様子がおかしくなっていき、早苗のときのように凛の感情が暴走。慌てる日菜子でしたが、夕月と来夢の言葉に従い、指輪を凛にかざします。
■非日常・異世界

指輪をかざしたあと、日菜子が立っていたのは謎の世界。日菜子は夕月と来夢から、この世界が人間の集合的無意識世界“コモン”(通称“異世界”)であることを知らされます。

異世界で話をしていると、突如現れた魔物が 3人に襲いかかります。そこで日菜子は、夕月と来夢がリフレクターであることを知らされます。

日菜子もリフレクターに変身し、3人の力で魔物を撃破。その後日菜子は、リフレクターが人の想いの欠片“フラグメント”の力で戦う魔法少女であること、魔物からフラグメントを守るのが仕事であること、フラグメントを集めて“原種”を倒す必要があることを聞かされます。

異世界で凛のフラグメントを見つけた日菜子は、凛の想いを理解してフラグメントを“固定化”し、力を共有するよう夕月と来夢に促されます。
■日常・学園生活

凛のフラグメントを固定化して現実に戻っても、彼女はまだ悩んだまま。フラグメントを通して凛の本心を理解し、共感できた日菜子は、その想いを伝え、凛の悩みを解決します。

すっきりした凛に、来夢が「お守り」と称して指輪を差し出します。指輪をつけることで、リフレクターとのつながりができ、力を得られると言います。

早苗や凛のときのようにフラグメントを集めて力をつけていかないと、原種を倒せずに世界が滅ぶと聞かされた日菜子は、夕月と来夢から、世界を守るためにいっしょに戦ってほしいと伝えられます。

なぜ自分がリフレクターに選ばれたのか戸惑う日菜子に対し、来夢は、すべての原種を倒せれば、たったひとつだけ何でも願い事が叶うと告げます。

「願いが叶う」という言葉を聞いて考え込む日菜子。バレエのことを忘れたことがない日菜子にとっての願いは、やはり……?

翌日、リフレクターや原種、異世界のことでまだ頭がいっぱいの日菜子の前に、別のクラスの文化祭実行委員である森川更紗が現れます。

文化祭についての話をするはずが、日菜子がバレエをやめてしまったことを知り、それどころではなくなってしまう更紗。

その後場所を変え、バレエをやめた理由について更紗に伝える日菜子。更紗はかつての日菜子のバレエの実力を知っているだけに、踊るのをあきらめてしまった日菜子を許せないようですが……。

日菜子がバレエをやめてしまった経緯を知った更紗の様子がおかしくなっていることに気付いた日菜子たちは、感情が暴走してしまった更紗を助けるため、異世界へ向かいます。
■非日常・異世界

異世界を探索し、更紗のフラグメントを見つけた日菜子は、更紗の本心を知ります。
■非日常:原種との戦い

現実世界に戻り、更紗に想いを伝えようとしたそのとき、世界に異変が起こります。

突如現れた強大な敵・原種。指輪をつけた早苗、凛、更紗の力を借りて、日菜子たちは原種に立ち向かっていきます。
ここでは、キャラクターのエピソードの一部をピックアップしてお届けします。

音楽室前でピアノの音色を聞いた日菜子は発表会を間近に控えてピアノの練習をつむ史緒に出会います。日菜子はきれいな音色だったと感想を告げるものの、史緒は思う音色が出せずに発表会は失敗するかも、と不安な様子。

史緒が気になり、情報通の一之瀬亜子に史緒のことを尋ねる日菜子。どうやら史緒はスランプに陥っているらしく、うまく演奏できるか相当ナイーブになっているようです。

史緒に何かよいアドバイスができないか悩む日菜子の前に、それまでとは打って変わって明るい表情の史緒が現れます。

ふだんと違うピアノを使ったら、思いどおりの音が出せたとうれしそうに報告する史緒。

思いどおりの音が出せなかったのは、自分のせいではなくピアノのせい。自分は悪くない。そう言い続ける史緒の様子はだんだんとおかしくなり、やがて感情が暴走しはじめます。思いどおりの音が出せたはずの史緒が抱える問題とは……?
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『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』は2017年3月30日発売予定。価格は、PS4の通常版・DL版が7,800円(税抜)、プレミアムボックスが10,800円(税抜)、スペシャルコレクションボックスが16,800円(税抜)。PS Vitaの通常版・DL版が6,800円(税抜)、プレミアムボックスが9,800円(税抜)、スペシャルコレクションボックスが15,800円(税抜)です。なおダウンロード版は、発売日から2週間は10%OFFになります。
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※掲載されている画面写真は PlayStation 4で開発中のものです。