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PSVR『クーロンズゲートVR』始動! あの「九龍城」が蘇る

UIデザインやUXデザイン、アプリ開発を行うJETMANは、PlayStationVR向けとなる『クーロンズゲートVR』の開発を目指すプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて資金調達を開始しました。

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PSVR『クーロンズゲートVR』始動! あの「九龍城」が蘇る
  • PSVR『クーロンズゲートVR』始動! あの「九龍城」が蘇る

UIデザインやUXデザイン、アプリ開発を行うJETMANは、PlayStationVR向けとなる『クーロンズゲートVR』の開発を目指すプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて資金調達を開始しました。

4年を超える製作期間を費やし、1997年にSony Music Entertainmentより発売されたPlayStationソフト『クーロンズ・ゲート-九龍風水傳-』。陰と陽を核とする風水の世界や異形のキャラクターをアジアンゴシックなテイストで描き、アーティスティック溢れるカルトゲームの大作として当時から大きな注目を集めていました。

その根強い支持は20年を経る現在においても続いており、2015年には初となる設定資料集をリリース。また、2016年には初となるライブイベント「クーロンズ・ゲートコンサート2016 九龍夜奏会」を開催したほか、原画展の実施やPS Storeでの再配信など、人気に支えられた多彩な活躍を継続的に行っています。

加えて『クーロンズ・ゲート』の見逃せない展開のひとつに、VRへの取り組みが上げられます。本作の世界をVR空間上に再現する試みが行われており、興味のある方々に向けて行われたVR体験会も実施。今年の5月に行われた体験会では、定員30人ほどを予定していたところ、200人を超える応募が殺到。その関心度の高さを顕わとしました。



そんな『クーロンズ・ゲート』におけるVR展開が、このたび新たな局面を迎えることとなりました。PlayStationVR向けとなる『クーロンズゲートVR』開発のために、クラウドファンディングで資金調達をスタート。『クーロンズ・ゲート』をVR世界で楽しむプロジェクトが、大きな1歩を踏み出しました。興味がある方は、「CAMPFIRE」の該当ページもチェックしてみましょう。

■『クーロンズゲートVR』とは
今回ディープで美しいクーロンズゲートの世界観を『世にも奇妙な物語』『NIGHT HEAD』など数多くのテーマ曲を担当する作曲家・はい島邦明氏(“はい”は、くさかんむりに配)の『クーロンズ・ゲート』の音楽と共に、最新技術で立体音響、PlayStationVRで再現します。

刻々と変わりゆく街、人、懐かしい空間を自分のペースで散策、ゲームではない新しいタイプのVR体験です。PSでは自由に歩けなかった空間を最新の技術でリアルタイム再現。立体音響、PSVRで没入感を増した異世界散歩体験。 懐かしい彼らとファイアの日に逢える。龍城路+αパートを6月頃の発売を目指します。

■『クーロンズゲートVR』クラウドファンディングページ
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/9190
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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