細田作品がLINEスタンプとなるのは『サマーウォーズ』、『バケモノの子』に続いて3作目となる。細田作品の原点ともいえる本作のLINEスタンプの配信はファンにとっては嬉しいところだ。
『時をかける少女』は筒井康隆原作の人気ジュブナイル小説で、今まで幾度となく映像化されてきた名作だ。細田が手掛けたアニメーション映画版では原作の出来事から約20年後を舞台に次世代の登場人物が活躍するオリジナル色の強い作品となっている。
上映館は発表当初で全国21館のみと非常に少なかったが、口コミで人気を呼び、最終的な上映館は100館をこえ、2007年4月のDVD発売まで公開が続くという異例のロングランヒットを記録した。
映画を観た人間には忘れることのできない「未来で待ってる」などの名シーンや名セリフをスタンプ化され、みずみずしくも懐かしい真琴や千昭、功介の掛け合いが思い出される。本作を10年前に観た人も他作品を観て細田作品に興味を持った人も楽しんで使えるラインナップとなっている。
また本作はLINEスタンプ以外にもスタジオ地図初のコラボカフェとなる渋谷パルコでの「時をかける少女 カフェ」や、映画の舞台になった東京国立博物館での「野外シネマ」など様々なイベントが行われている。そして、細田作品の中でも評価の高い一作となっている『バケモノの子』が2016年7月22日にノーカットでテレビ初放送されるなど、この夏は細田ファンにとっては「熱い」季節となっている。
スタジオ地図は「今年もまたあの夏がやってくる」をキャッチコピーに、まだまだ企画を発表するようなので、これからも動向が見逃せない。
(C) 「時をかける少女」制作委員会2006
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