人生にゲームをプラスするメディア

「バケモノの子展」細田守監督の故郷・富山でこの夏開催

『バケモノの子』『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみ子どもの雨と雪』による「バケモノの子」展が富山で開催される。

その他 アニメ
『バケモノの子』は、2015年に観客動員数459万人の大ヒットを記録した細田守監督の作品だ。劇場長編アニメだ。現代の渋谷とバケモノの住む異世界を舞台に少年の成長と大活劇を描いた。
映画の公開とほぼ同時に東京・渋谷では、「バケモノの子」展が開催された。『バケモノの子』だけではなく、本作に至るまでに多くの影響を与えた細田監督のこれまでの『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみ子どもの雨と雪』も加えた4作品を様々なかたちで紹介するものだ。渋谷で開催後は大阪・梅田に巡回したが、この展覧会が2016年夏に、富山にやってくることになった。7月23日から富山市民プラザにて開催される。

展示されるのは、作品の背景と成り立ちを生き生きと伝える制作過程の数々の資料、素材である。まずは作品づくりの根幹をなす絵コンテ、さらにキャラクターを生み出したキャラクターデザイン、それに背景美術など。
映画を制作する過程で創られたものだが、一点一点がアートとしても興味深い。作品の世界観も伝わる。そして4つの作品を通してみることで、細田守監督の強烈な個性も立ち上がる。
渋谷と梅田で好評だった体験型展示もいっぱいだ。ここでは細田映画の名場面を実際に来館者が自ら経験することが出来る。

今回の展覧会は、東京と大阪で10万人を超える動員となった。しかし、展覧会の巡回は、今回の富山で最後となる。
そして、富山の土地は、細田守監督と縁が深い。富山は細田監督の生まれ故郷なのである。『おおかみ子どもの雨と雪』で、花が雨と雪の子育ての場として選んだのも富山の山間である。展覧会ではこれにちなみ、『おおかみ子どもの雨と雪』から新たに披露される展示も加わるという。地元ファンはもちろんだが、遠くからもわざわざ足を延ばしてみたくなりそうだ。
会期は7月23日から8月21日までのおよそ1ヵ月、大人1200円(前売1000円)、中高生1000円(同800円)、小学生700円(同500円)、前売りは5月23日よるプレイガイトにて販売開始する。

「バケモノの子」展
http://www.ntv.co.jp/bbe/
期間: 2016年7月23日(土)~8月21日(日)
場所: 富山市民プラザ ギャラリーA B C D

「バケモノの子」展、細田守監督の故郷・富山でこの夏開催

《animeanime》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. 「ガンダムベースPOP-UP名古屋」が期間限定オープン!特別なガンプラ「RX-78-2」販売や、「ジークアクス」の立像を展示

    「ガンダムベースPOP-UP名古屋」が期間限定オープン!特別なガンプラ「RX-78-2」販売や、「ジークアクス」の立像を展示

  2. ウイングゼロら5機体の新たな姿「クロークドカスタム」をじっくり観察!「ガンダムW」30周年記念映像のキャラ・MS設定画が公開

    ウイングゼロら5機体の新たな姿「クロークドカスタム」をじっくり観察!「ガンダムW」30周年記念映像のキャラ・MS設定画が公開

  3. 「FGO Fes. 2025」開幕!10周年となるメモリアルフェスは過去最大規模、公式コスプレイヤーと着ぐるみが揃ってお出迎え

    「FGO Fes. 2025」開幕!10周年となるメモリアルフェスは過去最大規模、公式コスプレイヤーと着ぐるみが揃ってお出迎え

  4. 最強の怪獣兵器「メカゴジラ」ミニサイズ“金”フィギュアが、数量限定で予約受付開始!55万円の「ゴジラ-1.0」なども販売中

  5. 新作漫画「機動戦士ガンダムエイト」無料公開分が更新―主役機「ガンダムジリウス」の戦闘シーンお披露目、異様な武装も…

  6. 「ガンダムW」30周年記念映像に大反響!マントを羽織った新機体「ウイングガンダムゼロ クロークドカスタム」など、本編未登場のMS・キャラも

  7. 1~2万円以内で買えるゲーミングヘッドセット5選!マルチプラットフォーム対応機器でもっとゲームを楽しもう

アクセスランキングをもっと見る