これまでは受賞者の発表は授賞式の前であったが、2016年からは授賞式当日に会場でと変更。さらに授賞式の様子はウェブ番組で生放送と、これまでにない緊張感溢れるなかでの発表となった。
そして、こうしたなかで注目の主演男優賞と主演女優賞が明らかになった。主演男優賞は松岡禎丞、主演女優賞に水瀬いのりである。二人が2015年の声優界を代表する顔となった。
松岡禎丞はアイムエンタープライズ所属の人気声優。『ソードアート・オンライン』のキリト役、『バディ・コンプレックス』の青葉役など数々の人気ヒーローを演じてきた。2015年は『食戟のソーマ』の創真役で明るく前向きな主人公を好演したほか、『青春×機関銃』『空戦魔導士候補生の教官』『冴えない彼女の育てかた』『銃皇無尽のファフニール』など数々の作品で活躍する。松岡にとって2015年は充実した年だったに違いない。主演男優賞はそれを飾るのに相応しいものとなった。
2016年もすでに『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』ヒイロ役、『Dimension W』コオロギ役、『ラクエンロジック』オルガ役があり、その活躍が期待される。
水瀬いのりは、ソニー・ミュージックアーティスツ所属。2010年代になり急激に存在感を増している。2015年は劇場映画『心が叫びたがってるんだ。』の成瀬順、『がっこうぐらし!』の丈槍由紀を好演した。
順は子どもの頃の事件をきっかけに言葉が話せなくなった女子高生、水瀬は声を出さずに声で演じるという難役に挑んだ。由紀は感染症で人がゾンビのように変わってしまった世界で生き残り、孤立したなかで現状認識が出来なくなってしまった明るい少女という役。こちらも難役だ。いずれも大ヒットになり、そのなかで熱演した水瀬いのりの存在感を高めた。
当日は、主演男優賞、主演女優賞のほか助演男優賞、助演女優賞、新人男優賞、新人女優賞、歌唱賞、パーソナリティ賞が発表された。また功労賞、富山敬賞、高橋和枝賞、シナジー賞、キッズファミリー賞、最多得票賞、特別賞の受賞が行われた。
第十回声優アワード受賞者決定 主演男優賞に松岡禎丞、主演女優賞に水瀬いのり
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