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任天堂の社員が“仕事への取り組み”明かす…「マイナスからゼロに」「目に見えない土台を作る」など

任天堂は、現場で働く社員達の声を通して伝える「仕事を読み解くキーワード」を公開しました。

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任天堂の社員が“仕事への取り組み”明かす…「マイナスからゼロに」「目に見えない土台を作る」など
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任天堂は、現場で働く社員達の声を通して伝える「仕事を読み解くキーワード」を公開しました。

2002年~2012年に入社した任天堂社員12人が、仕事で携わったゲーム作り・モノ作りにおける制作の姿勢や学んだ経験を、それぞれが赤裸々に綴っています。より面白く、より楽しくを目指す話はもちろんのこと、安全性を高めるための試行錯誤や、如何に壊れない製品を生み出すかといった話などもあり、経験者だからこその説得力を感じるものばかり。


「マイナスから“ゼロ”に」とのキーワードを掲げた文章では、敵を自由に配置できるため、限度を超えて音が鳴ってしまいBGMが聞こえづらくなる問題を丁寧に調整した、『スーパーマリオメーカー』での苦労話などが明かされます。いかに不快な要素を取り除くかという点は、確かにマイナスからゼロへと近づける行為に他なりません。その仕事が完璧であるほど受け取る側にとっては気付くことができず、ある意味では賞賛が得られにくい仕事とも言えそうです。


いかに驚かせるか。楽しんでもらえるようにするか。そういった「表」に出やすい部分と、マイナスをゼロへと近づける「裏」に近い部分。その双方が見えてくる経験者たちの言葉は、同じ業界だけでなく、他の業種にとっても参考になる視点を与えてくれるかもしれません。気になる方は、「仕事を読み解くキーワード」をチェックしおてみてはいかがでしょうか。なお、このキーワードは今度順次追加されていき、計24個がお披露目される予定です。

■「仕事を読み解くキーワード」
URL:https://www.nintendo.co.jp/jobs/keyword/index.html

(C)Nintendo
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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