続いて「神代八傑」の二世代目にあたるキャラクターについて梨木氏、岩崎氏、両者のコメントを交えて紹介が行われました。

「クシナダヒメは豊穣の神様。個性的なデザインの弓を持っています」(岩崎氏)

「タケミカヅチは剣と雷の武神的キャラクター」(岩崎氏)

「ククリヒメは縁結びの神様。運命の赤い糸であやとりをしています」(岩崎氏)

「イザナギは「神代八傑」より上位のキャラクターですが、訳あって二世代にいます」(岩崎氏)

「オキクルミはアイヌの神話に出てくる神様。鹿をモチーフにした弓を持っています」(岩崎氏)

「アベノセイメイは始祖的な存在「安倍晴明」をモチーフにしたキャラクター。安倍晴明の出生にまつわる逸話を盛り込んだデザインです」(岩崎氏)

「タマモゴゼンは有名な九尾の狐。力を持った妖怪です」(岩崎氏)、「九本の尾をゲームで表現するのは難しそう」(梨木氏)

「サンキボウは48人の有名な天狗の中でも力を持っているキャラクターです」(岩崎氏)

「イワナガヒメは岩の永遠性を象徴しているといわれており、金剛石を持たせています。仮面をかぶって恥ずかしがり屋です」(岩崎氏)

「ウラシマタロウの原案を考えた時に浮かんだキャッチコピーが「愛の一本釣り野郎」」(岩崎氏)、「衣装が個性的なのには理由がある」(梨木氏)

「ワニュウドウは車輪の中に顔がある妖怪なのですが、女の子としてかわいく描いていただきました」(岩崎氏)

「フツヌシは日本神話の国譲りに関係し、タケミカヅチと一緒に色々活動しています」(岩崎氏)、「キャラ同士が関係性を作っていくところが本作の魅力」(梨木氏)

「キジムナーは琉球の精霊。目玉を集めるのが好きという個性的な性格をしています」(岩崎氏)、「日本全国の妖怪が登場します」(梨木氏)

「モモチタンバは忍者の始祖と言われている伝説の忍者のキャラクター」(岩崎氏)

「カグヤヒメはさまざまなお願いをするキャラクターなので、小悪魔的な容姿に。ウサミミも付いています」(岩崎氏)

「セトタイショウは付喪神。瀬戸物を持っています。頭に瀬戸物をかぶっている姿で描かれているのですが、本作ではカッコよくみせるために手に持たせました」(岩崎氏)

「ナリヒラは六歌仙(在原業平)をモチーフにしたキャラクター」(岩崎氏)、「着物の書き込みも綺麗なので注目していただきたいです」(梨木氏)

「サイゾウは忍者の中でも有名な「霧隠才蔵」をモチーフにしたキャラクター。現代的な雰囲気にアレンジしていただきました」(岩崎氏)

「コノハナサクヤは桜を司る神様。イラストレーターさんの解釈で鞠に乗ってるデザインになりました。これにはびっくりしました」(岩崎氏)、「だいぶ特殊なパターンですね。ゲームでどういう表現になるのかはお楽しみに」(梨木氏)

ここまででもボリュームたっぷりですが、登場キャラクターは100体以上を予定しているとのことで、今後の発表にも期待できそうです。ちなみに梨木氏は自身が設定をした「イザナギ」がお気に入りのキャラクターなのだとか。岩崎氏はやはり自身で設定したウラシマタロウがお気に入りだそうです。

イラストレーターの個性が光ります。
「声優のかけもちはあるのか?」との質問に対しては「ここではまだ言えない」と岩崎氏がコメント。ボイスに関しては相当なボリュームになるとのことです。
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