人生にゲームをプラスするメディア

【G-STAR2015】『ツリーオブセイヴァー』開発者に日本CBT2と韓国OBTの内容を訊いた ― IDや隠しクラスの存在も明らかに

韓国最大のゲームショウ「G-STAR2015」の会場にて、ネクソンが運営するMMORPG『ツリーオブセイヴァー』の開発者にインタビュー実施しました。

PCゲーム その他PCゲーム
【G-STAR2015】『ツリーオブセイヴァー』開発者に日本CBT2と韓国OBTの内容を訊いた ― IDや隠しクラスの存在も明らかに
  • 【G-STAR2015】『ツリーオブセイヴァー』開発者に日本CBT2と韓国OBTの内容を訊いた ― IDや隠しクラスの存在も明らかに
韓国最大のゲームショウ「G-STAR2015」の会場にて、ネクソンが運営するMMORPG『ツリーオブセイヴァー』の開発者にインタビュー実施しました。

今回は開発会社であるIMC GAMESの副社長キム・セヨン氏を直撃。日本CBT2や韓国OBTの内容などをお伺いしましたので、その内容をお届けします。

◆国内CBTについて




まずは10月に日本で行われたCBT1について。国内向けに実装されたバージョンは韓国CBT3を修正したものになっており、フィードバックに関してはほぼ韓国と同じ内容に。日本独自の要望としては、日本語の半角入力に問題があったらしく、こちらは既に対応済みとのこと。またプレイの傾向として、全体チャットを使用する頻度が他の国と比べて極端に少なく、「パーティープレイを強要するバランスはよくない」という方針に。これらのフィードバックや傾向は今後のゲーム展開に反映されていきます。



また日本では12月にCBT2が実施されますが、CBT1のバージョンが比較的新しかったため、劇的な変化はないとのこと。ただスキル追加やクラスバランスの調整が行われるほか、CBT1で実装されていた一部スキルは削除されます。

◆韓国OBTについて




続いてはOBTの開催が迫った韓国の状況について。OBTでは7ランク53種類のクラスが実装される予定で、その内1つは転職条件の一部が伏せられた隠しクラスになるとのこと。もともとクラスは、何度もクラスチェンジが楽しめるように10ランク80種類が用意される予定でしたが、韓国CBTでプレイヤーの動向を見たところ、特定のランクを上げていく仕組みはあまり好まれない傾向にあり、クラス数を絞る判断を下したそうです。また日本同様にパーティープレイを強要するバランスはよくないと判断し、ソロプレイ向けにスキルが追加され、ゲームバランスの調整も行われます。

日本CBT1で実装されたクラス(縦軸がランク)

またOBT後の予定としては、インスタンスダンジョンの実装を予定。現状のクラシカルなスタイルと両立させつつ、インスタンスダンジョンの攻略を強要しないバランスして実装される予定です。

◆トレーラーについて




「G-STAR 2015」向けに公開されたトレーラーについてもいくつか聞くことができました。まずはキャラクターが川下りしていたり、ロープで移動しているシーン。これらは「アトラクション」と呼ばれる要素で、自分で操作せずに移動のためだけに使うものもあれば、観覧車など自分で乗り込んでチャットなどを楽しめるアトラクションもあるとのこと。時にはモンスターが乗り込んでくることもあるそうで、そのシチュエーションは多彩です。

続いて話にあがったのが、キャラクターが植物に水を与えているシーン。これはギルドシステムの一部で、農業に特化したギルドはアジト内の畑で植物を育て、それを採取してまた植えることが可能だそうです。特化できる分野は他にも複数用意されており、工業や牧畜などもあります。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

最後にキム・セヨン氏は、「日本CBTの時、ユーザーの皆さんがプレイしている様子をTwitchやニコニコ生放送でずっと見ていました。チャットでゲームのアドバイスをしていたのは僕です(笑)」とコメントし、「CBT2でもチェックしますので、どんどん配信してください」と締めくくりました。

『ツリーオブセイヴァー』は国内向けにCBT2を12月1日より実施。サービス開始は2016年予定です。
《栗本 浩大》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

PCゲーム アクセスランキング

  1. スマホアプリがPCで遊べる『BlueStacks 4』正式版、配信開始―「より軽く、より速く」を実現!

    スマホアプリがPCで遊べる『BlueStacks 4』正式版、配信開始―「より軽く、より速く」を実現!

  2. 『FF14』アナタにオススメのジョブはどれ? きっと見つかる、ジョブ診断!

    『FF14』アナタにオススメのジョブはどれ? きっと見つかる、ジョブ診断!

  3. 『FF14』最高にエモいスクショを撮りたい! エモートテクニック4選

    『FF14』最高にエモいスクショを撮りたい! エモートテクニック4選

  4. 新エンディングが追加された『青鬼 2016』、AndAppにて配信…ハッカドールとのコラボも

  5. 大接戦を繰り広げた第5回「CRカップ」の順位結果まとめ!『Apex Legends』インフルエンサーの祭典で栄冠に輝いたのは…?

  6. 誰でも自分にピッタリなセンシが決まる!?初心者FPSゲーマーが試すべき“完璧な感度”の見つけ方

  7. 『Apex』渋谷ハルさん主催「VTuber最協決定戦 SEASON.03」試合結果まとめ! 優勝チームは…

  8. 『遊戯王 マスターデュエル』先手でV.F.D.出しても手札が全く減らない!「電脳堺」デッキの基本的な回し方

  9. 『VALORANT』世界大会で「キーボード」に注目!?プロゲーマーたちのクセが強いプレイスタイル

  10. 『VALORANT』ってどんなゲームなの?e-Sports大会急増中のタクティカルFPSの押さえておきたいポイントを解説【初心者Tips】

アクセスランキングをもっと見る