蒼樹うめさんはマンガ『ひだまりスケッチ』の代表作を持ち、その可愛らしい作画が登場だ。キャラクター原案を務めたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』では、そのキャラクターのビジュアルを逆手にとったストーリーが話題を呼んだ。
蒼樹うめさんは中学時代から同人活動を開始し、2004年から「まんがタイムきららキャラット」(芳文社)にて『ひだまりスケッチ』の連載をスタート。2011年には『魔法少女まどか☆マギカ』でキャラクター原案を担当した。商業で活躍を見せる一方で、同人活動も継続しており、サークル「apricot+」を主催している。
「蒼樹うめ展」では、蒼樹うめさんのマンガ家・イラストレーターとして幅広い活躍を原稿やイラストなどで紹介する。このなかには初公開の設定資料やデザイン画、描き下ろし作品などが多数ラ含まれる。
「ひだまりスケッチの世界」のコーナーでは、デザイン画や設定資料などを展示する。マンガ原稿や初公開のネタ帳・メモ書きなどに加えて、主人公・ゆのの部屋が美術館に登場する。マンガやアニメでしか見られなかったゆのの部屋に入ることができる。さらに蒼樹うめさん考案の「ゆめの絵描き歌」も公開され、多彩な企画で来場者を盛り上げる。
『魔法少女まどか☆マギカ』のコーナーは、蒼樹うめさんの感想や裏話などを交え、どのようにキャラクターが作り上げられていったのかを解き明かす。彼女のデザインにどのような思いが込められているのかが感じられそうだ。
そして仕事場を再現したコーナーでは、展覧会の描き下ろし作品のメイキング映像をはじめ、これまでに手がけた様々な仕事を振り返る。幼い頃の創作物やデビュー前の作品、愛用の品々も展示されているため、彼女の知られざるルーツが明らかになりそうだ。
そのほか、蒼樹うめさんが来場してのドローイングイベントやサイン会の実施も決定。展覧会の限定グッズや音声ガイドも予定している。詳細は決まり次第、公式サイトほかにて公開される。
「蒼樹うめ展」の入場料は一般・大学生が1000円、中高生が600円。前売券は各100円引きとなる。開催前日までチケットぴあほかにて発売中だ。
[高橋克則]
「蒼樹うめ展」
会期: 2015年10月3日~12日
会場: 上野の森美術館
「蒼樹うめ展」、上野の森美術館で開催 新作イラストも公開
《高橋克則》編集部おすすめの記事
その他 アクセスランキング
-
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」あと5話をもって完結―最後は有馬記念、新たな勝負服姿のオグリキャップも
-
2025年12月に発売されるおすすめタイトル5選!『ポケモンZA』追加コンテンツに“HD-2D”の火付け役『オクトラ』シリーズの最新作など
-
宝多六花ら7名の“Y2K”ファッション新規描き下ろしイラスト!「グリッドマンユニバース」POP UP SHOP開催
-
“DLC40種すべて入り”Switchソフト『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』がセール中!#Amazonブラックフライデー
-
本日のインサイド掲載記事についてのお詫びとご報告
-
2025年ベストセラー総合3位に「ポケモン生態図鑑」!ポケモンごとの生態や行動の解説本がランクイン
-
期待されるアニメ『ウマ娘』4期の主人公を、15年以上の競馬好きがガチ予想!その鍵は「スピカ関係者」かつ「憧れの存在がいるかどうか」
-
魅力溢れる世界を大胆な難易度で彩った『嘘つき姫と盲目王子』─ “嘘”の結末まで引き込むプレイ感と、賛否分かれるポイントに迫る【プレイレポ】
-
『ポケモン』モンスターボールの知られざるヒミツ…その起源は“老眼鏡ケース”!?
-
2,000人の読者が選んだ“『FF7 リメイク』ヒロイン”ベスト10を発表! バレットがまさかの7位、女装クラウドの順位は?【アンケート】







