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【アナログゲーム決死圏】第13回:リプレイは見るけど…という人に贈る新作TRPG『ガーデンオーダー』『アマデウス』をレポート

日本で最も売れたTRPGとして名高い『ソード・ワールドRPG』で知られるKADOKAWAのレーベル「富士見ドラゴンブック」がその30周年の節目に新作TRPG発表会を開催しました。

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◆神話創世RPGアマデウス

続いて、『サタスペ』、『迷宮キングダム』、『艦これRPG(原作:「艦これ」運営鎮守府)』等でおなじみ、冒険企画局の新作『神話創世RPGアマデウス』。登壇したのはデザイナーの河嶋陶一朗さん。

神話の片鱗が復活しつつある現代世界を舞台で、プレイヤーキャラクターは神の力を受け継ぐ「アマデウス(神に愛された者)」として、神話が現実になることで起こる「神話災害」と戦うというRPGです。


ゲームにはギリシャ神話を中心に、日本神話、エジプト神話などから30柱が登場。そんな神々が独特で新しい解釈によって描かれるとのこと。画像は左が全能の神「ゼウス」で右がその妻「ヘラ」。言われないと誰かわからないくらいのビジュアルだ!

判定にはD6(普通の6面体ダイスのこと)を使用。能力値に合わせD6 を1~3個ほど振り、そこに修正値を足すというシンプルなものになるとのこと。特徴的な部分としては、ダイスの出目に色が設定されていて、その出目に対応して、後に使用するリソースが溜まっていくところ。

そのリソースは、まとめて使うと強力な必殺技が出せるといったようなもの。この判定のルールで、TRPGでありがちな序盤に派手な大技を決め、長引くと泥沼化していく尻すぼみな戦闘ではなく、段々と盛り上がって最後に必殺技を繰り出すというような戦闘を目指すということらしいです。このリソース管理の要素は、随所でボードゲームの雰囲気を感じる冒険企画局と河嶋さんの作品らしく、段々と盛り上がっていく戦闘は面白そうで、新しさのあるルールですね。

また、PCやパーティーの行く末を断片的に告げる「予言」と呼ばれるシステムもあり、PCは従うことも抗うこともできるんだとか。同じ冒険企画局の『シノビガミ』や『インセイン』にある秘密システムに近いものでとのことなので、マスターからプレイヤーに託されるシナリオの展開に関する情報リソースということなのかも。

久々のシリーズものや原作ものではない完全新作の今作で、新しいことに挑戦し、いままでのTRPGになかったものを目指すと最後に語ってくれました。一体どんな新要素が見られるのか、今から楽しみですね!

『神話創世RPGアマデウス』は、2015年12月20日発売予定。9月にはスターターブックが無料配信され、そこで得られた全国のプレイヤーからのフィードバックを元に改良を重ねていくとのこと。これは公開されたら早速遊んでみなくては!

◆「富士見ドラゴンブック」の今後の展開



最後に富士見ドラゴンブックの副編集長の細野君郎さんが登壇。これからまだまだ完全新作を出す予定で、ニコニコ動画でTRPGを知ったそうが増えているおり、そういった人に新作で遊べるようにしたいと発言。

TRPGで遊んでみたい人や遊びはじめたばかりの人がやりやすいタイプのゲームが増えるのは、結果としていろんなTRPGで遊んでくれる仲間が増えることにつながるので、メーカーがそういった方面に力を入れてくれるのは非常に嬉しいし、力を入れると宣言してくれるのはなんとも心強い。ちなみにニコニコ動画を設立したドワンゴは、昨年KADOKAWAと経営統合しKADOKAWA・DWANGOとなっているので、超会議でのアナログゲーム系の出展のように、ニコニコ動画と連携に期待したいですね。

そして会見終了後、先ほどご紹介した『ガーデンオーダー』の体験セッションに参加させていただきました!


《傭兵ペンギン》
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