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さくまあきら「東北復興編は完成していたのに」…『桃鉄』を他メーカーから発売する提案も立ち消え

『桃太郎電鉄』シリーズの産みの親・さくまあきら氏が、シリーズの終了を発表した翌日となる今日、その経緯の一端を明かしました。

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『桃太郎電鉄』公式サイトショット
  • 『桃太郎電鉄』公式サイトショット
  • さくまあきら氏 Twitterより
『桃太郎電鉄』シリーズの産みの親・さくまあきら氏が、シリーズの終了を発表した翌日となる今日、その経緯の一端を明かしました。

『桃太郎電鉄』は長年愛され続けており、それだけに新作が待望されてきましたが、ファンが望むような状況には進展せず、先日「ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します」とのコメントをさくま氏が発表しました。

この報告に驚き、また残念に思う声がファンからあがる一夜が過ぎましたが、今もなおシリーズの終焉を惜しむ書き込みがTwitter上で続いています。そして先程さくま氏が、今回の終了発言に関連するコメントを、自身のアカウントにて発表しました。



コナミ主導で作ることが難しいならば、パーセンテージを支払うことを前提に、他のメーカーからリリースするというプランを提示したこともあると述べるさくま氏。そしてこの提案に対して返答はなかったと語り、「だから桃鉄を終了した」との経緯を明らかとします。

コナミの内部でどのような動きがあったのかは不明ですが、可否いずれにしても返答がなかったとすれば、さくま氏がシリーズ断念を決めたのも無理のない話かもしれません。なお、以前から構想を示唆していた「東北復興編」が、すでに完成していたことも報告しています。



シリーズファンにとっては、待望とも言える「東北復興編」。完成していると聞けば、なおさらプレイ意欲が高まるばかりでしょう。本当にこのまま埋もれてしまうのか、今後の動向にも注目です。
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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