筆者は、朝から晩まで友達の家に入り浸って、のんびりアイスを食べながらスーファミ版ストIIをやっていた小学生時代を思い出します。そしてノスタルジックの渦に身を通じているわですが、Game Traveler第5回目で紹介するカフェ＆バー“Shuminova（しゅみのば）”は，まさに友達の家にいるかのような気にさせてくれる空間でした。コンセプトは「趣味」。店名であるShuminovaとリンクした、非常に分かりやすくて共感を覚えるコンセプトです。
店内の様子。非常にアットホームな雰囲気です。
店内にお邪魔させていただくと、セガや任天堂系のレトロハードやソフトが目に止まったのですが、ドンピシャ世代の筆者には、キラキラした宝石のように見えました。スタッフさんに一声かければ、ゲームをプレイさせてくれることもあるとのこと。実際、自宅から古いゲームを持ち込んで店内でプレイされていく方もおられるようです。またこちらのお店では、プロゲーマーの方を招いての交流イベントなどにも力を入れているとのこと。今年一月には、ももちさんとチョコブランカさんがゲストとして登場していますね。レトロゲームを扱ったイベントも行われており、クソゲーナイトなる催しも行われているとのこと。筆者もレトロゲームには目がないので、ぜひ一度参加してみたいと思います。
取材時には、メガドライブ（なんと32X付き！）、セガサターン、ドリームキャストが登場。こうして並べると壮観かも……。
続いて目に飛び込んできたのは、なんとミニ四駆。これまた懐かしい！ 常連客の中にはミニ四駆が好きな方も非常に多いようで、ミニ四駆のイベントなども定期的に行っているのだとか。筆者も子供のころ、友達と近所の団地でミニ四駆を走らせてワイワイ遊んでいた経験があるので、とても懐かしかったです。また、店内にはボードゲームも数多く置いてあり、突発的にボードゲーム大会を行うことも多いようです。月一で人狼のイベントもやっているとのこと。ボードゲームがお好きな方は要チェックですね。
ミニ四駆のパッケージがズラリ。子供のころお小遣いをためて近所のおもちゃ屋さんにワクワクしながら買いに行ったという人も少ないないと思います。
ボードゲームも数種類用意されていて、店内で自由にプレイできます。
取材してみて感じたのは、Shuminovaというお店は「繋がり」をとても大切にしているということですね。お店は2013年にオープンしているのですが、今でも常連客の方がいらっしゃいますし、一見さんとしてお店に入っても、すぐに他のお客さんと打ち解け、友達になって帰っていく。取材時にはそんなお話を聞きました。大人になって社会人になると、なかなか共通の趣味の友達を見つけることが難しくなってきます。でも、こちらのお店のように、同じ趣味を共有できる方が常にいるというのは、とても素晴らしいこと。本稿を読んでShuminovaが気になったという方は、ぜひ一度お店に足を運んでみてほしいですね。
Shuminovaの人気メニュー「糸島卵のサクふわコーン」
■Shuminova
〒160-0022
東京都 新宿区 新宿5-9-6 Artemis 1F
営業時間 17:00～23:00（L.O 22:30）
電話番号 050-1184-9525（営業時間内のみ）
Shuminova公式サイト
http://shuminova.net
