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予想以上にマリオで、RPGとして楽しめそうな『パズドラ マリオ エディション』のファーストインプレッション

大いに話題となっていますが、ガンホーオンラインエンターテイメントから3DSソフト『パズドラ スーパーマリオブラザーズ エディション』が発表されました。

任天堂 3DS

大いに話題となっていますが、ガンホーオンラインエンターテイメントから3DSソフト『パズドラ スーパーマリオブラザーズ エディション』が発表されました。



新作の発表自体は以前から告知されており、ニコニコ生放送で中継も実施。てっきりスマホ向けの新作や『LET IT DIE』の続報だと思い込んでいた筆者ですが、発表されたのは「マリオ」とのコラボ作品でした。発表会の会場では試遊が出されていましたので、ファーストインプレッションをお届けします。

◆予想以上にマリオだった



最初こそ“ただ絵を変えた『パズドラZ』”という印象を受けましたが、基本システム以外は「マリオ」でした。その落とし込みが良く出来ており、SEやUI、ステージの見せ方は、マリオファンも納得の出来栄えと言えるでしょう。特にバトルシーンの背景なんかはいいですね。立体的に上手く見せています。また、様々なキャラクターを“正面から”見ることが出来るため、普段のマリオにはない“見せ方”が入っていることもポイントです。

◆「パズルなマリオ」ではなく、「RPGなマリオ」




『パズドラ』がベースにあるため、どうしても「パズル」要素に目が行きがちですが、筆者的には「RPG」要素が非常に面白いと感じました。既に『スーパーマリオRPG』『マリオストーリー』『マリオ&ルイージRPG』など、多くの「RPGなマリオ」がリリースされていますが、本作もその部類です。



特に「様々なキャラクターを仲間にして育成できる」という要素には注目で、「スーパーマリオ」シリーズに登場した“ありとあらゆるキャラクター”が登場するとか。今回のROMでは「地蔵マリオ」や「赤ヨッシー」などを確認することが出来ました。これらのキャラクターは、バトルで貰える経験地によりレベルがアップし、様々なスキルを覚えていきます。また各キャラクターには、体力や属性別の攻撃力などが設定されており、「仲間を集めて育成する」という遊びを楽しむことが出来ます。

なお、キャラの合成はありませんが、レベルが上がることで外見が変わるキャラクターもいるそうです。

◆囲み取材で判明したこと


発表会の後に、森下一喜氏と山本大介氏の囲み取材がありました。以下、その一部を一問一答でお届けします。

――出来栄えは?

僕ら自身が「面白い!」と自身を持って言えます

――『パズドラZ』は130万本を突破しましたが、本作の目標は?

特に目的本数は考えてなくて、作りたかったから作ることだけ考えていました

――スマホ版が頭打ち気味だから、今回の展開が?

我々はスマホゲームのメーカーではなく、様々なプラットフォームのゲームを手がけるゲームメーカーですので

――スマホ版の予定はありますか?

ありません

――海外展開は?

国内は我々が販売しますが、海外は任天堂さんより販売されます

――登場するキャラクターの数は?

具体的には言えませんが、かなり登場しますよ

――ゲームボリュームは?

じっくりやり込めますので、期待していて下さい

――有料課金はなしとのことですが、DLCは?

今はコメントできません

――本作以外に、任天堂へコラボをアプローチしたことは?

いえいえ恐れ多くて……今回が初めてです

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

「ただ純粋に作りたかった」そんな気持ちが自然と伝わってきた今回の発表会。囲み取材では、売り上げや戦略の話が多く出ましたが、「任天堂へのリスペクト」を強く感じ、今後発表されていくであろうゲームの詳細に期待が高まりました。

『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』は4月29日発売予定で、パッケージ版・ダウンロード版共に4,000円(税別)です。

(C)GungHo Online Entertainment, Inc. (C)Nintendo
※社名、ロゴマーク、商品名およびサービス名は商標または登録商標です。
※ニンテンドー3DSは任天堂の商標です。
※画面は開発中のものです。
《栗本 浩大》
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