当初PlayStation Move対応のPS3タイトルとして発売予定だったものの、延期を経てPS4タイトルに生まれ変わった本作。TGSでプレイ機会を逃した筆者は今回改めてゲーム画面を目にしましたが、グラフィッククオリティーが予想以上に高い仕上がりで、最初からPS4で開発されていたかのような印象を受けました。さすが、Guerrilla GamesのPS4エンジンを採用しているだけあります。
デモをスタートすると、まずテキストメッセージでいくつかの質問が現れ、DUALSHOCK 4のライトバーを向けて回答を選ぶ必要があります。「流血とムカデどちらが嫌い?」「串刺しと窒息死どちらが嫌い?」などと不気味な質問ばかりで、これらのチョイスがゲームにどのような影響をあたえるのか考えるだけでちょっと恐ろしいです。
ゲームプレイは、主人公の一人であるサマンサが入浴中、背後に怪しい気配を感じるシーンから開始。『悪魔のいけにえ』『エルム街の悪夢』『スクリーム』などにはじまる、若者が次々犠牲になるスラッシャームービーお決まりの王道展開です。序盤は、姿を消してしまった友人たちを探して山荘内を歩きまわる探索パート。サマンサは所々に残された手がかりを調べることができます。カメラ視点はほぼ固定されているもののL1を押せば一人称視点になって周囲を見渡せます。
デモの後半は、SCEAキーノートでもライブデモが披露された殺人鬼とのチェイスパート。展示ルームにいた開発者いわく、探索パートとは対照的にテンポの早いアクション的なゲームプレイを採用し、危機的状況下でのプレイヤーのとっさの“状況判断”を促す作りになっているということです。
殺人鬼に追われ、バスローブ姿のまま山荘の地下室へと逃げこむサマンサ。ここでは基本的にリアルタイムのカットシーンを見ているだけで移動操作は受付ないものの、要所で「走る?それとも隠れる?」といった選択肢が現れ、モーション操作でどちらかを決定。結果により即死してしまうこともあれば、QTEが発生して乗り切れることもあります。QTEはボタン入力だけでなくタッチ操作が必要な場合もあり、DUALSHOCK 4の機能を駆使したデザイン。
今回のデモは1キャラクターの1シーンだけを切り取った非常に短い内容で、15分足らずで殺されて終わってしまう「意思決定(Decision Making)」のゲームプレイ要素にフォーカスした内容だっため、本作のウリであるストーリー要素「バタフライエフェクト」と男女8人各々のドラマが交錯することで真価が分かってくるはずです。
『Until Dawn - 惨劇の山荘 -』はPS4専用で2015年発売予定です。
編集部おすすめの記事
ソニー アクセスランキング
-
『原神』稲妻には“自力で”行けるのか?ガイアやボートを駆使し、大海原を進んでみた
-
『デジモンストーリー CS』にムーンライトの「サヨ」が登場!7大魔王やディアナモンも
-
『ELDEN RING』覗けるのは「フィアのパンツ」だけじゃない―さらに「下乳」と「お尻」も見てみた
-
『FF7』リメイクで消えちゃいそうだけど魅力的なポイント10選
-
『FF14』ファンフェスで話題になった「ラヒッ♪」は、さすがにゲーム実装ならずー吉田P「アカウントをキャンセルされそう(笑)」
-
実在する秋葉原が舞台の新作ゲーム『AKIBA'S TRIP』発売日延期に
-
PS4版『マインクラフト』クロスプレイに対応する大型アップデート配信開始!追加パック4種がセットの『Starter Collection』も発売決定
-
おっぱい育成RPG『限界凸旗 セブンパイレーツ』が提唱するパイ育が凄い…揉み方によって“大きさ”や“柔らかさ”が変化
-
『バイオハザード ヴィレッジ』は“イーサンシナリオの完結作品”になると明言! 条件付きの世界初実機プレイに加え、新作ドラマも発表【TGS2020】
-
『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート