昨今はビデオゲームにおいてもソフトウェアをデジタル流通で販売する割合が高まっており、社長の岩田聡氏はそれに関する取り組みを報告。また、Wii Uと3DSの新機能「あらかじめダウンロード」「購入ソフトの自動DL」などを発表しました。
国内では、セブン-イレブンやローソンでのPOSA方式のダウンロードカードの販売を開始。オンラインショップでは、Amazonでのダウンロード番号の販売を開始しています。結果、3DS版『スマブラ』のダウンロード版は、これまで発売したどのソフトよりも流通経由で販売された割合が高くなりました。
なおアメリカ市場では、現地子会社・Nintendo of Americaのホームページであるnintendo.comでのデジタル直販を今月から開始。ホームページを訪問したユーザーに対し、デジタルでの購入、あるいは小売店を紹介する仕組みになっています。
これまでは購入したダウンロード版を使う際、ゲーム機本体から番号を入力する必要がありました。しかしこれからは、対応オンラインショップでの購入時、ニンテンドーネットワークID(NNID)とパスワードを入力することにより、「いつの間に通信」を介してソフトが自動でダウンロードされるようになります。
この機能は、本日より楽天ブックス、ヨドバシ.comで導入。後に、Amazonなどでも導入される予定となっています。また、この仕組みは、前述のアメリカnintendo.comのデジタル販売においても対応しています。
12月発売の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』では、「あらかじめダウンロード」と呼ばれている仕組みが導入されます。「あらかじめダウンロード」は、発売日前にダウンロード版ソフトを購入した際、ソフトの大部分を事前にダウンロードできる仕組みです。これにより、発売日になってから時間をかけてダウンロードせずとも、必要最小限の更新データのみでゲームをはじめられるようになります。
この仕組みは、オンラインショップでの購入時だけでなく、店頭で販売しているダウンロードカードを購入した場合も同様。事前にダウンロード番号を入力しておけば、発売日までダウンロードカードを保管する必要もなくなります。
なお、「あらかじめダウンロード」はまずWii Uで導入し、来年にはニンテンドー3DS向けにも導入予定です。
7月22日には、Wii UでSuicaなどの交通系電子マネーによる決済が対応しました。Suicaの対応は少額決済のハードルが下がるほか、デジタルによる商品購入を初めて体験するユーザーも増えることになります。これは、Suica決済機能の導入がデジタルビジネスにおいて重要な「決済のハードルの低減」に寄与していることになるとのこと。
また、Newニンテンドー3DSでも、Suica決済が実現できるように検討。現状はカラオケの1日券など500円以下の利用率が高いため、500円以下のコンテンツが充実している3DSではさらなる可能性が期待できるとも語っています。
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