RetinaディスプレイはiPhoneでの採用からiPad、Mac Bookなどへ次々と展開され、その画質については定評がある。これがついにiMacに搭載された。発表では「究極のデスクトップディスプレイ」だと表現された27インチのディスプレイは5120×2880の1470万ピクセルの解像度となり、Retina5Kディスプレイと呼ぶ。
5Kディスプレイになると通常のハイビジョンテレビの7倍のピクセル数となり、いわゆる4Kディスプレイよりも67%多いピクセル数となる超高解像度といえるだろう。そのディスプレイの厚さは5mmに抑えられたという。LCD部分には酸化半導体TFT(オキサイドTFT)が採用され5K画面の全ピクセルを瞬時に駆動する専用のドライバチップから開発された。バックライトLEDも改良され、新しいフィルムを採用し、視野がずれても見やすい画面となり、印刷を見ているような表示を実現した。それでいて消費電力は30%低くなっているという。
プロセッサは3.5GHzのi5と4GHzのi7が用意され、それぞれクロックのブーストアップが可能だ。グラフィックプロセッサにはAMD Radeon R9 M290Xが搭載され、Retina5Kディスプレイをドライブする。
iMacには、同日発表されたYosemiteがOSとして搭載される。Yosemiteでは、iWorkやiCloudなどがアップデートされたが、注目の機能はHand offと呼ばれるiPhoneなどモバイルデバイスとの連携機能で、Macから電話をかけたり、iPhone、iPadなどとの同期、Apple TVにKeynoteのスライドを表示させiWatchをリモコンとして使ったりというデモが行われた。
新しいiMacの価格は2499ドルから。プレゼンテーションでは、4Kディスプレイが3000ドル前後という中では画期的な価格だと述べていた。iMacの発売は16日(現地時間)からだそうだ。なお、同時に紹介された新しいMac miniはサンダーボルトが2ポートになり、マイナーなアップデートが行われたが価格が599ドルから499ドルスタートに変更された。
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