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『ベヨネッタ2』ディレクター兼デザイナーの橋本氏が語る、敵デザイン難産の理由と打破の方法

Wii Uソフト『ベヨネッタ2』のディレクター及びデザイナーを担当している橋本氏が、本作の敵デザインに関するコメントを開発者ブログにて公開しました。

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『ベヨネッタ2』ディレクター兼デザイナーの橋本氏が語る、敵デザイン難産の理由と打破の方法
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Wii Uソフト『ベヨネッタ2』のディレクター及びデザイナーを担当している橋本氏が、本作の敵デザインに関するコメントを開発者ブログにて公開しました。

本作でディレクターを務める橋本氏。前作では敵デザインを手がけており、今回ディレクションをする立場を担当しながらも、引き続きデザインにも携わっています。そんな橋本氏曰く、『2』の敵デザインは「難産」だったとのことです。

難産だった理由として、「ディレクターとデザイナーを兼任したこと」「前作でネタをやり切っていたこと」「天使だけじゃない、“悪魔”の存在」などを上げています。一つ目の理由に関しては、ユーザーの方々も「それはそうだろう」と首肯されると思いますが、うっかり引き受けてしまうというのは、ゲーム業界のみならず案外よくあること。同じような経験をした人も少なくないでしょう。

そして二つ目の理由の打開策のひとつとして橋本氏が対処したのは、「前作でデザイン画はあったけど登場が見送られた天使たちも復活」です。胴体に首がなく、剣の柄の部分に首があるという、通称「首ナシ天使」や、“杖”で様々な魔法を繰り出す「魔法天使」の登場が、このような経緯で決定しました。しかし、これらの「発想貯金」だけでは根本的な解決にならないのもまた事実。

『ベヨネッタ2』では、「1と2を並べた時に明確な違いがわかるようにする!」をコンセプトにしていることもあり、あれだけ様変わりしている主人公と比べ雑魚キャラクターが前作と一緒では物足りなく感じ、ディレクターとしての立場から見ても「前作の雑魚に代わる新たな“やられ役”の存在」が欲しくなったとのことです。

そして抜本的な対応として、“人型”というデザイン枠を外し、規格外の形状を目指したことで様々な天使を生み出すことに成功します。本作のメイン雑魚キャラクターとして活躍する、“人+馬”をコンセプトにした「馬天使」や、上半身にボリュームをもたせることでパワータイプだと伝えるデザインを持つ「鉄球天使」、攻撃方法が分かりやすく“左右非対称”が特徴的な「ムチ天使」、海の生物っぽい「魚天使」や、ボス敵のひとりでもある「竜天使」などが続々と誕生しました。

天使をデザインする際に、見た目の魅力はもちろんですが、「敵の攻撃をギリギリで避ける」という『ベヨネッタ』の魅力を活かすため、攻撃が分かりやすいデザインも心がけているそうです。見映えだけでなく、アクションゲームとしての意味合いも込めたデザインの数々となっており、その奥深さの一端を垣間見た思いです。

難産だった理由の三つ目「天使だけじゃない、“悪魔”の存在」に関しては、次の機会に改めて語られるとのことなので、興味がある人は開発者ブログをこまめに覗いておきましょう。なお小話として、コラボという形で「とある方」にも敵デザインをしていただいたとの話を明かしています。E3 2014トレーラーの0:50あたりに登場している敵キャラクターらしいので、そちらをチェックしてみるのも一興ですよ。

■開発者ブログ:2の敵デザインについて(前編)
URL:http://www.platinumgames.co.jp/bayonetta2/archives/368#wrapper

『ベヨネッタ2』は、2014年9月20日発売予定。価格は、7,700円(税別)です。

(C)2014 Nintendo (C)SEGA
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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