
最初は「本当にサクサクと動くのか」と半信半疑だった『モンスターハンターフロンティアG』のPS Vita版ですが、実機デモなどが公開され、不安は期待に変わりつつあります。とはいえ、配信された映像ではまだまだ安心できないため、実際にプレイしてきました。

今回は、カプコンへお邪魔してプレイ。まずは、メゼポルタ広場街で各インターフェイスなどを確認します。プレイ前の印象としては、フォントやUIのサイズ小さく見難いだろうと予想していましたが、意外に普通。基本的にはPS3版の操作方法にプラスして、タッチで定形文を選択できたり、チャット枠表示の切り替えをすることができます。またキャラクターとカメラの距離もタッチでズームアップ・ズームアウトすることが可能です。

動画やスクリーンショットでは分かりにくい部分ではありますが、実機で最大までズームアップすると、グラフィックの美しさに驚きます。PS Vitaの液晶の影響もありますが、テクスチャの解像度が高く、ジャギーも殆どありません。またモーションなどもPS3版と遜色なく快適に操作できました。

その語、実際に「ゴゴモア」「エスピナス」「ディオレックス」のクエストをプレイしてみましたが、ロードの早さはかなりのもの。操作感もPS3版をプレイした感覚と同じ。また、狩猟笛などの「R3」ボタンを使うアクションは、タッチ画面にアイコンが表示されますので、それをタッチすれば問題ありません。

つまり、従来の『モンスターハンター フロンティアG』をPS Vitaクオリティでプレイでき、フロンティアGならではのオンライン要素を活かしたままプレイできるのがPS Vita版『モンスターハンターフロンティアG』でした。
もちろんネットワーク環境必須という制限は付きますが、一緒にプレイしている人の顔を見ながらプレイできるのは携帯機の特権なので、PS Vitaをメインハードにするプレイヤーが多く出てくるかもしれません。
【追記】
7月4日から7月7日14時まで、ベータテストが一般解放されることが発表されました。「誰でも無料で狩猟体験」でのゲーム内データは、終了後にすべて削除され、以降のサービスでデータを引き継ぐことはできません。あらかじめご了承ください。