人生にゲームをプラスするメディア

【E3 2014】TVアニメ化にあわせて新作『ソニック』が展示!Wii U版と3DS版をチェック

マリオと並ぶゲーム業界のレジェンド、ソニック。これまでもさまざまな形でアニメ化されてきた、この伝説的なキャラクターが、初の3DCGアニメ『Sonic Boom』となり、アメリカのCartoon NetworkとフランスのCanal Jで今秋から放映されます。

任天堂 Wii U
【E3 2014】TVアニメ化にあわせて新作『ソニック』が展示!Wii U版と3DS版をチェック
  • 【E3 2014】TVアニメ化にあわせて新作『ソニック』が展示!Wii U版と3DS版をチェック
  • 【E3 2014】TVアニメ化にあわせて新作『ソニック』が展示!Wii U版と3DS版をチェック
  • 【E3 2014】TVアニメ化にあわせて新作『ソニック』が展示!Wii U版と3DS版をチェック
  • 【E3 2014】TVアニメ化にあわせて新作『ソニック』が展示!Wii U版と3DS版をチェック
  • 【E3 2014】TVアニメ化にあわせて新作『ソニック』が展示!Wii U版と3DS版をチェック
  • 【E3 2014】TVアニメ化にあわせて新作『ソニック』が展示!Wii U版と3DS版をチェック
  • 【E3 2014】TVアニメ化にあわせて新作『ソニック』が展示!Wii U版と3DS版をチェック
  • 【E3 2014】TVアニメ化にあわせて新作『ソニック』が展示!Wii U版と3DS版をチェック


マリオと並ぶゲーム業界のレジェンド、ソニック。これまでもさまざまな形でアニメ化されてきた、この伝説的なキャラクターが、初の3DCGアニメ『Sonic Boom』となり、アメリカのCartoon NetworkとフランスのCanal Jで今秋から放映されます。これにあわせてセガオブアメリカでは新作ゲーム『Sonic Boom』をWii Uとニンテンドー3DSで発売。E3 2014の自社ブースで大々的にアピールしました。

中でもWii U版の『Sonic Boom: Rise of Lyric』はテレビシリーズの内容に即して、これまでの『ソニック』ゲームよりもアドベンチャー要素を強化したものになっていました。さっそく内容を紹介してみましょう。



ゲームは見下ろし型のアクションアドベンチャーで、アニメの主要キャラクターであるソニック、テイルズ、ナックルズ、エミーが登場します。デモ版では4ステージが選択でき、それぞれソニックとナックルズ、ソニックとエミー、そして残りの2ステージでは4キャラクターすべてが登場。もっともプレイヤーが操作できるのは一度に一体のみで、他はCOMキャラクターとして自動で行動します。

本作でソニックたちの前に立ちふさがるのは、蛇のような形をした太古の敵リリックと、配下のロボット軍団です。チュートリアルを兼ねた最初のステージでは、リリックの秘密基地を探しに南国風の島を訪れたソニックたちが、基地のロボットたちを相手に大暴れします。



本作ではソニックの持ち味であるハイスピードアクションは少々トーンダウンし、通常の3Dアクションゲームのように地面を歩き回りながら、パンチやキックでロボットを攻撃していきます。もちろんスピンダッシュも可能で、場所によっては猛ダッシュで壁を駆け上がるなどのアクションができます。他に敵をつかまえてぐるぐる回転させ、放り投げるなどのアクションも可能。最初のステージボスはこの方式で攻撃します。

またステージの特定の箇所でAボタンを押すと、エネルギービームを放射して、遠くの物を引き寄せるなどの行為ができます。このとき仲間のキャラクターが一緒に手助けしてくれることも多く、ちょっとした仲間意識が感じられます。またゲーム中にWii U GamePad上のソニックアイコンをタップすると、何者かがアイテムを埋めた足跡を発見できます。これ以外にもさまざまな隠しアイテムが存在し、やり込みプレイが楽しめるようになっています。



2Dのソニックになれたアラフォーとしては、3Dゲームになったソニックの操作にはいつも戸惑うものです。しかし本作では逆に、ソニックの普段の移動速度が大人しいためか、比較的すんなりとゲームに入っていけました。もっとも、ソニックがジャンプアタックなどではなく、殴る、蹴るという一般的なアクションをすることに、最初は違和感がありました。しかし、操作に慣れてくると問題なく感じられるようになり、一般的なアクションゲームと同じように楽しんでしまいました。

ただクリアするだけなら難易度はそれほど難しくないように感じられた本作ですが、ステージが立体的な構成になっており、思わぬ所に隠しアイテムが発見できるなど、やり込み要素は多そうです。またカットシーンでは3DCGアニメさながらの、キャラクター同士の掛け合いも見られました。番組の視聴者層にあわせて、少し間口を広げたのではないかという感じも受けましたが、その試みは成功していると言えそうです。


一方で3DS版の『Sonic Boom: Shattered Crystal』は、島に設定されたさまざまなステージに挑戦しながら、コインやクリアタイムなどを競っていくというもの。デモではトンネルをハイスピードで走り抜けながらコインを集めるステージ、テイルズとクリアタイムを競うレースステージ、ステージ上に仕掛けが満載で、これまでの2Dソニックゲームを彷彿とさせるステージの3種類が遊べました。最初は戸惑うものの、慣れてくると思い通りのアクションが繰り出せ、ステージ上を駆け巡れるゲーム体験は健在で、大人から子どもまで幅広い層で楽しめそうです。


Wii U版の開発はセガオブアメリカのソニックチームに在籍していたメンバーが中心になって立ち上げたBig Red Button Entertainment。ニンテンドー3DS版は『Sly Cooper Thieves in Time』で知られるSanzaru Gamesが担当します。また玩具展開もあわせて行われ、ブースでもフィギュアなどが陳列されていました。アニメ、ゲーム、玩具のメディアミックス展開で、世界でのヒットを期待したいところです。
《小野憲史》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. ダークファンタジーACT『明末:ウツロノハネ』舞台の明王朝末期の蜀でいったい何が起こっていたのか?ゲームをより深く楽しめるように歴史的背景を学ぼう【ゲームで世界を観る 特別編】

    ダークファンタジーACT『明末:ウツロノハネ』舞台の明王朝末期の蜀でいったい何が起こっていたのか?ゲームをより深く楽しめるように歴史的背景を学ぼう【ゲームで世界を観る 特別編】

  2. 『MOTHER3』歴史に残りそうなほど奇妙な敵キャラ10選

    『MOTHER3』歴史に残りそうなほど奇妙な敵キャラ10選

  3. 『ポケモン ピカ・ブイ』初代を遊んだおっさんが驚いた10のポイント!おしょうが仲間にならずサイクリングロードも廃止!?

    『ポケモン ピカ・ブイ』初代を遊んだおっさんが驚いた10のポイント!おしょうが仲間にならずサイクリングロードも廃止!?

  4. 【特集】『ロックマン エグゼ』15周年特別スタッフ座談会!プリズムコンボ発覚から完結の理由まで

  5. 衝撃の事実!『ポケモン』モンスターボールの誕生に隠された“ある教授の研究”とは…

  6. 任天堂のかわいいゲームキャラ10選!“かわいい”にもいろいろあるかも?

  7. 『あつ森』アプデでこっそりと「カメラ機能」がパワーアップ!爆笑必至の「魚眼レンズ」などを追加

  8. 任天堂のゲームのトラウマ10選 ─ 思い出すだけで恐怖が蘇る!?

  9. 『あつまれ どうぶつの森』移住費用5000マイル支払いに役立つ!序盤でもパパっと終わるたぬきマイレージ8選

  10. 『ポケモンSV』クワッスの特徴から導き出される進化予想…“イケメン水上コック”を連想するファンも!?

アクセスランキングをもっと見る