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新たな物語「ディト 醜悪なるこの世界」が公開に ─ 『ドラッグ オン ドラグーン3』ファイブ短編小説をディト視点で描く

スクウェア・エニックスは、PlayStation3ソフト『ドラッグ オン ドラグーン3』の公式サイトにて、ディトの短編小説を公開しました。

ソニー PS3
『ドラッグ オン ドラグーン3』パッケージ
  • 『ドラッグ オン ドラグーン3』パッケージ
  • 『ドラッグ オン ドラグーン3』公式サイトショット
スクウェア・エニックスは、PlayStation3ソフト『ドラッグ オン ドラグーン3』の公式サイトにて、ディトの短編小説を公開しました。

これまで、主人公ゼロをはじめ、ウタウタイ姉妹たちの短編小説が発表されてきましたが(ワンを除く)、このたびウタウタイに仕える使徒の一人「ディト」の物語が公開となりました。姉妹の末っ子に当たる六女「ファイブ」の使徒である彼は、まだ少年と呼べる年頃でありながらも強力な戦士であり、また洞察力が鋭く他人の心理を読み解く力にも長けています。

そしてその観察力は、このたび公開された短編小説「ディト 醜悪なるこの世界」において存分に発揮されています。ただしその聡明さは、相手の心の深淵に土足で踏み込むかの如き分析としてですが。もとより「非常に残忍な性格の持ち主」との設定が明かされているディトなので、その意味では彼のキャラクターを正しく表現している小説とも言えます。

しかもこのたび公開された小説は、先に発表された「ファイブ My Favorite Things」と同一となる場面を切り取っており、同じ場面をディト視点で語っています。サディスティックなはずのディトが「ファイブ My Favorite Things」では従順で素朴な少年のように振る舞っていた謎が、「ディト 醜悪なるこの世界」を読むことで解明されます。

同時間上にある2本の小説を読み比べると、彼ら個々人の関係だけでなく、ウタウタイと使徒の関係性も垣間見え、その背景への関心がいっそう増したと思う方も多いことでしょう。また、他の姉妹に仕える使徒も、ディトのような境遇に置かれているのか、それともまったく別の心境を抱いているのか、興味の尽きないところです。

「ファイブ My Favorite Things」の裏側を克明に描く、「ディト 醜悪なるこの世界」。2人の関係を映し出す光と影が露わとなったこの短編小説は、本作の持つ歪みのようなものが少しずつ浮き彫りになり始める、その最初の一歩なのかもしれません。新たなる短編公開にも大きな期待が寄せられます。

『ドラッグ オン ドラグーン3』は、12月19日発売予定。価格は通常版が7,980円(税込)、スクウェア・エニックスe-STORE専売の『DRAG-ON DRAGOON 10周年記念BOX』が19,800円(税込)です。

(C) 2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Character Design : Kimihiko Fujisaka.
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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