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米海軍、KinectベースのVR訓練システムを「セクハラ防止」教育に正式採用

米海軍はこの度、XboxのKinectのような特定のコントローラを使わない体感型のゲームをベースにしたVR(バーチャルリアリティ)システムを新たに訓練キャンプでのトレーニング教材として導入したと、海外メディアのCNSNewsが伝えています。

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米海軍はこの度、XboxのKinectのような特定のコントローラを使わない体感型のゲームをベースにしたVR(バーチャルリアリティ)システムを新たに訓練キャンプでのトレーニング教材として導入したと、海外メディアのCNSNewsが伝えています。

このシステムは米海軍の要請によって、Organic Motion社が開発したもので、その目的はなんと「セクハラ防止」を意図したものであるということですから、経緯を知らない一般人にとっては驚きを隠せないのではないでしょうか。

既に同社はVR技術を用いた『Organic Motion LIVE』などの軍事訓練システムを米軍に提供していますが、その高いトレーニング効果を見込んで、女性軍人が増えている昨今の米軍内で喫緊の課題となっている「セクハラ問題」に対処するためのプログラムを米軍から要請され、それに応えて今回の教材を開発、納入したとのことです。

この訓練ソフトはバーチャルリアリティーの「アバター」を相手にして、セクハラ問題を含む軍隊内の「微妙な問題」について、模範解答をすぐに切り出せるようにトレーニングする教材です。現在、この教材はイリノイ州グレートレイクにある訓練キャンプで3ヶ月の教育課程として用いられています。

この訓練を担当する米海軍指令官は、この教材を導入したことで「(部隊内のセクハラ問題が)劇的な改善を遂げています」と語り、さらに「部隊のリーダーがこれらの問題を深く認識するための手助けをしています」と、高く評価しています。

この例をはじめ、民生技術であるビデオゲームが培ってきたテクノロジーが、昨今ますます様々な分野に応用されています。ビデオゲームの持つ「IT技術の実験場」としての存在意義は今日、より高まりつつあるといえるのではないでしょうか。

Organic Motion社『Organic Motion LIVE』を用いたトレーニングの模様
《小寺信夫》
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