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【ジャパンエキスポ2013】21世紀のジャポニスム現象 フランス人アーティストの作品いろいろ

Japan Expoには企業や団体のブースだけでなく、個人の同人作家やアーティストの出展エリアもあります。

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Japan Expoには企業や団体のブースだけでなく、個人の同人作家やアーティストの出展エリアもあります。それぞれ同人誌や服飾雑貨、イラストなど作品ジャンルやブース面積、作品販売価格により分類されているのですが、どれもまるで日本のコミックマーケット(コミケ)やデザインフェスタ(デザフェス)のよう!手描きイラストや手作りのアクセサリーを販売したり、オリジナルのボードゲームで試遊できたり、メイドカフェがあったり、似顔絵を書いたりと内容も様々。同人誌はオフセット印刷とコピー誌の2種類があり日本とさほど変わりません。お店番もほとんどが作品を作ったアーティスト本人で、中には英語や日本語を喋れる人もいるので直接作品について話を聞くことができヨーロッパ人のリアルな物作りに触れることができます。

ほとんどの作品は「いかにも日本の影響を受けているな」という作風でしたが、中にはもはや日本の影響など一切関係なく普通に上手いレベルまで到達している作品もあり、「デザフェスやコミケに来ても十分通用する!」「もう日本とか関係なく早く何か仕事取った方がいいよ!」と言いたくなる人もいました。それはフランスのバンド・デシネ(フランスのマンガ)風でもなければ日本風でもなく、またそのどちらをも内包している新たなスタイルで、物作りに於いて急速な化学反応が起こっていることが伺えました。

このフランスにおける日本ブームと物作りの現場で起こっているムーヴメントは、かつて19世紀のフランスの芸術界に巻き起こったジャポニスム(Japonisme)に近いのではないでしょうか。マネ、ロートレック、ドガ、ルノワール、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、クリムトら印象派の画家達が浮世絵を始めとする日本美術に影響され、キャンバスに新たな色彩とスタイルを持ち込んだように、21世紀のアーティスト達が今またフランスと日本のポップカルチャーを融合させた新たな作品を生み出している。そう考えると、我々はアートの革新の現場に立ち会っていると言えるのかもしれません。
《籠谷千穂》
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