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ヨドバシカメラ全店でPS Vita版が売り切れ!予想を大きく上回る『討鬼伝』の快調な売れ行きと評判

新たな共闘ゲームとして大きな期待を寄せられていた『討鬼伝』ですが、6月27日の発売を迎えて以降、ネット上などで高評価が飛び交い、ヨドバシカメラ全店で既にPlayStation Vita版が売り切れていたりと、予想を上回る実力を発揮した形となりました。

ソニー PSV
「PlayStation Vita 討鬼伝 鬼柄」パッケージ
  • 「PlayStation Vita 討鬼伝 鬼柄」パッケージ
  • 『討鬼伝』ロゴ
  • ヨドバシカメラでは全店在庫なし
新たな共闘ゲームとして大きな期待を寄せられていた『討鬼伝』ですが、6月27日の発売を迎えて以降、ネット上などで高評価が飛び交い、ヨドバシカメラ全店で既にPlayStation Vita版が売り切れていたりと、予想を上回る実力を発揮した形となりました。

複数人で敵を相手に立ち回り、激しい攻撃をかいくぐりながら、時に助け合い、時に作戦を練り、皆で勝利を掴む。広義の意味では「協力プレイ」ですが、戦闘に主眼を起き、プレイヤーよりも大きく手強い敵と対峙するゲームを、最近では共闘ゲームと呼ぶ傾向もあります。

そんな共闘ゲームの中でも、巨大な敵を狩る、もしくは倒すといった、いわゆる『モンスターハンター』タイプは、非常に人気のあるカテゴリーです。そもそも、草分け的存在である『モンスターハンター』自体が、シリーズを重ねるごとに大きな売り上げを達成し、ソフトの成功のみならず、PSPの知名度すら押し上げたと評価する人もいるほどの人気ぶりです。

しかしこのタイプの難点は、一年を通してもなかなか新タイトルが出ないことにあります。出来映えが甘ければ、目の肥えたユーザーの興味を引けない以上、作り込みなどに時間がかかってしまうのはやむを得ない点ですが、遊びたいユーザーからは歯がゆい現状でもあります。

CMでお馴染みの「共闘先生」が推すタイトルでも、現時点までにリリースされているのは『討鬼伝』を除けば2本だけで、しかもPS Vitaでしか遊べず(『PHANTASY STAR ONLINE2』はPCでも可能)、PSPユーザーからすれば手が届かないタイトルでした。

そんな想いも手伝ったのか、PS VitaとPSPに同時リリースされた『討鬼伝』は、大きな反響を持って迎えられました。実店舗では売り切れを見せる店も数多く、ヨドバシカメラでは全店舗でPS Vita版が売り切れとなっています。(7月1日 20時現在)

また同時刻調べの「amazon」では、PS Vita版とPSP版が、それぞれのハードカテゴリー内で1位を獲得する健闘ぶりを見せ、「TUTAYA ゲームセル ランキング(6月24日~6月30日)」においては、1位こそ『ガンダムブレイカー』に譲りましたが、PS Vita版が2位、PSP版が3位を占めております。合算して単一タイトルと考えた場合、もしかしたら『ガンダムブレイカー』を抜かしているかもしれないと、つい考えてしまうほどの好調ぶりです。

周辺の店舗では売り切れ、しかし入手したいと考えている方。「amazon」ではまだ両バージョン共に残っています。ただし、特典に関しての表記はないのでご注意ください。「楽天」には、店舗特典などの表記がある『討鬼伝』がまだ残っていますが、送料が別な場合が多いため、最終的な支払額には充分気をつけてください。

通販で届くまで待ちきれない、という方には、ダウンロード版をお勧めします。PS Vita版とPSP版はそれぞれ価格が異なり、別商品扱いとなるため、確認の上でお買い求めください。

ユーザーの間で高まっていた需要に対し、高い質と面白さでコーエーテクモゲームスが送り込んだ『討鬼伝』は、市場で大きな爆発を見せたと言えるでしょう。ダウンロード販売も定着している昨今では、チャンスロスの痛手も最小限に押さえられていることを考えると、好評を博す『討鬼伝』が最終的にどこまで売り上げを伸ばすのか、非常に楽しみです。


『討鬼伝』は好評発売中で、PSP版の価格はパッケージ版が5,040円(税込)、ダウンロード版が4,500円(税込)です。PS Vita版の価格は、パッケージ版が6,090円(税込)、ダウンロード版が5,400円(税込)です。

(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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